テンカラ釣行レポート

2022年5月28日南会津釣行

GWも終わり、コロナのリバウンドを心配していたが、徐々に収束に向かっているようで、一安心。ボスの勤務先で出されていた県外への外出禁止令も解除されたようで、今シーズンの初釣行は久々のフルメンバーでの釣行となりました。

今回も5月末に毎年訪れる南会津のとある渓。夜駆けで現地に到着したら、まずは爆竹を鳴らし、周りに私たちの存在をアピール。ここは熊出没多発地帯。この近辺に仕掛けてある罠の多さを見ても、そろそろ何かが起こりそう。今まではあまり熊対策はしていなかったが、昨年から爆竹と熊鈴を常備しております。

寝床の準備も済み、久々のボスと一杯やっていると、別動隊のスージーも到着し、1年ぶりの再会。3人揃うのは去年の夏以来である。積もり積もったよもやま話もそこそこに、明日に備えて就寝。

年を取ると何時に寝ても目が覚める時間はいつもと一緒になってしまう。スージーも珍しく一緒に6時に起床。コーヒーを淹れて、頭がスッキリしたら、散歩がてら山菜探しへ。今年は春の訪れは早かったが、雪が多かったおかげか、山ウドがちょうど採り頃。

朝飯に中本の激辛ラーメンを食べ、釣り支度を整えいざ出陣。今日は珍しくボスも支度を始めた。私はしばらく歩いて、上流へ行くことに。ボスはしばらく歩いて下流から。スージーはここから釣りあがると言っていたのに、熊に怯えてボスについて行ってしまった。

午前中に入る場所は大場所もあるので、竿はロングラインが振れるテンカラ蒼流をチョイス。竿と同長のラインに毛鉤はゼンマイ胴伝承系毛鉤を結んで、緩やかなヒラキに潜むイワナを探る。

釣り始めてすぐに1匹目がヒット。なかなかの手ごたえが竿から伝わってきた。1匹目からなかなかのサイズ。26cm。

その後もポツポツと20cm程の岩魚が伝承毛鉤に出て、楽しませてくれました。

帰りにいつもの場所でエラを採取。今年はそれほど育ちすぎておらず、いいころ合いのものが収穫できました。ネマガリは今年はちょっと早すぎるようです。

ベースに戻り、ボスたちが戻ってくるまでちょっと一杯~
お昼も過ぎた頃、ボスとスージーも戻ってきました。木の枝に刺さった岩魚はまぁまぁのサイズ。26cm。
スージーも楽しめたようです。

昼飯のラーメンを食べたら、午後の部へ。ボスは午前中で満足のようで、一升瓶を抱えております。
スージーと私で車で20分ほど下流へ移動。駐車場に車を停めて、踏み跡をたどって渓へ降り立つ。

午後は竿をチェンジして、柔らかな調子の郡上テンカラ33をチョイス。竿と同長の細めのテーパーラインに、毛鉤は午前と変わらずゼンマイ胴伝承系毛鉤を結ぶ。スージーはオールシーズン定番のエルクヘアで緩い流れをピンポイントで狙っていく。

スージーと二人、夢中になって釣っていたらもう16時過ぎてしまっていました。
ベースに戻ると、ボスの傍らには、僅かに酒の入った一升瓶…

火をおこして、晩飯の支度。小さい岩魚は焼き枯らして、甘露煮の原料に。

ネマガリタケもどきのタケノコとそら豆を焼いて、良型の岩魚をさばいてかば焼きにしてみると、スージーからご飯のリクエスト。残念ながら今日のメインは鍋からの〆はうどんです。

久々のフルメンバーでの釣行。焚き火を眺め、更けゆく夜を味わいます。

自作毛鉤をヤフオクに出品中です。

今回の釣果

状況: 水量多め

午前
釣  果: 岩魚26cm × 2匹 他
使用毛鉤: ゼンマイ胴逆さ毛鉤 #14・エルクヘアカディス(ボス/スージー)
午後
釣  果: 岩魚20cm 多数
使用毛鉤: ゼンマイ胴逆さ毛鉤 #14・エルクヘアカディス(スージー)

Menu



Top