テンカラ道具の製作
目立ちヘアカディスの巻き方
盛期の岩魚のテンカラ釣りに良く使う定番毛鉤のエルクヘアカディスですが、小さくすると視認性が落ちます。そこで、エルクヘアの上に目印となるピンクのエアロドライウィングを付けて巻くと視認性がぐっとアップします。 普段使用するサイズは、#15~#17のフックサイズを使用なので、ボディはコックハックルは使わずに、オーストリッチを巻きます。
材料
- フック:ティムコTMC102Y #15
- エルクヘア
- スレッド:クリーム8/0
- オーストリッチハール
- エアロドライウィング(ピンク)
毛鉤の巻き方作業手順
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フックにスレッドを下巻きします。アイの方から鈎先へ向かって巻きます。
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適当な所まで巻いたら、ボディ材となるオーストリッチハールを固定します
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固定し終わったら、スレッドをアイの方へ巻き上げます
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ボディとなるオーストリッチハールをアイの方へ巻きあげボディを作ります
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アイの手前2㎜程前まで巻きあげ、スレッドで巻いて固定し、余分を切り取ります
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エルクヘアを適量切り、根元部分のほわほわした毛を歯ブラシで取り除きます。
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ヘアースタッカーに差し込み、トントン叩いて、エルクヘアの先端を揃えます
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ヘアースタッカーからエルクヘアを取り出して、フックにセットします。
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エルクヘアが動かないように指で押さえつつ、スレッドで3回程巻いてから、ギュッと締めます。
- 続けてエアロドライウィングを適当な長さに切り、エルクヘアの上にセットし、動かないように指で押さえつつスレッドで3回程巻いてから、ギュッと締めます。
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エルクヘアとエアロドライウィングがしっかり固定されているのを確認したら、更に数回スレッドを巻きます。
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アイの方のエルクヘアを指でめくり上げ、スレッドを巻いてヘッド部を作ります。
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スレッドをハーフヒッチで固定します。
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固定出来たら、頭の部分のエルクヘアを切り取ります
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余分なスレッドを切り取り、結び目に接着剤の付いたダビングニードルを当て接着したら、完成です。