キャンプの技

焚火で料理を作る

キャンプで「焚き火料理」といえば、まず頭に浮かぶのは飯盒炊飯ではないでしょうか。小学校の頃、林間学校で飯盒でご飯を炊いて、カレーライスを作って食べた経験は誰もがあると思っていたら、現在、小学校では飯盒炊飯はやらなくなっていたのですね。

その辺にあった木の枝を組んで飯盒を吊るす。

キャンプに行って、焚き火をするのならば焚き火料理にチャレンジしてみようとは言っても、焚き火での料理は火加減の調節が難しいものです。焚き火での調理に慣れている人ならともかく、初めて焚き火で料理を作るのは結構難しいものです。

焚き火での調理方法

網焼き・串焼き・ホイル焼き

網焼き・ホイル焼きの場合、焚き火の炎で焼くのではなく、炎が出なくなった燠(おき)から5~10cm位上に網などをセットして焼きます。燠火(おきび)は、木炭と同じ感覚の火加減で大丈夫です。ただ、木炭よりは火持ちが良くないので、長時間の網焼き調理は木炭を使った方が良いです。

焚き火でお餅を焼く
燠火で朝食用のお餅を焼く

焚き火で焼き物をするなら、串焼きがおススメ

網で焼くのに対して、串に刺して焼く場合、(串を地面に刺す場合などは)熱源からの距離の調整が自由に効くので、焚き火が激しく燃えた状態で焼く事が可能です。ですので、キャンプでの焚き火の調理なら、同時進行で鍋での煮炊きもできるので、串焼きがおススメです。洗い物も減りますし…

魚の串焼きは、遠火の強火で焼くと美味しく焼けます。

串焼きなら、火を焚きながら鍋料理を同時に調理できる。

鍋・汁物

焚き火で作るキノコ汁

採ったキノコで作るキノコ汁

寒い季節のキャンプには欠かせない鍋&汁物料理。冷え込んだ夜にハフハフと食べる鍋料理はたまりません。焚き火で暖をとりながら、調理が出来るので寒い季節の焚き火料理の定番ですね。
焚き火に直接鍋を掛けて調理するので、吊るせるタイプの鍋とトライポッドを使えば鍋の高さ調節が自由にきくので火力の調整は簡単です。

ダッチオーブン・スキレット料理

焚き火台でダッチオーブン料理を作る
焚き火台でダッチオーブン料理を作る

ダッチオーブン・スキレットなどの鉄鍋を使っての蒸し焼き調理は、基本的にオキ火を使います。下火は弱火で、真下から熱を加えるというよりも、鍋の下部周囲に熱源を置いてダッチオーブンを取り囲む感じにします。直火が可能であるのならば鍋を地べたに置き、下火は鍋の周りに置くようにします。
上火はオキ火でも大丈夫ですが、木炭を使用した方が火持ちが良いです。
ダッチオーブンの火加減を知るには、経験あるのみ!

焚き火で料理する時の火加減

基本は熾火(おきび)で調理です

焚き火で調理する時ついつい薪をガンガンくべて、焚火の炎で調理しがちですが、焚き火での調理の基本は薪が燃え切ったあとの燠(おき)での調理が基本です。特にご飯物系(炊飯・パエリアなど)や、煮込み系は、弱火調理にしないとコゲ過ぎの原因となります。
オキ火はすぐに火力が落ちるので、直火の場合は焚き火の炉を細長く作り、半分で焚き火をして、残りの半分にオキ火を寄せて行うと、オキ火を常に補充できますが、直火禁止の場合は焚き火台を使っての調理になるので、火加減の調整は、火力の調整だけでは難しいので、熱源と鍋の距離を簡単に変えられるトライポッド(三脚)とぶら下げるタイプの鍋などを使うと火加減の調整が簡単になります。

片方の焚き火で燠(おき)を作って、調理用へと補充

焚き火台が複数あれば、一つの焚き火台でガンガン焚き火をして燠(おき)を作り、調理用の焚き火台に補充という手が使えますが、一つしかない場合は、燠(おき)だけでなく木炭を入れて火持ちをよくするか、又は燃えている薪を出し入れして火力を調節する手を使います。

採ったネマガリタケを焚火で網焼き

網焼きの場合は、燠(おき)の上で焼かないと、本当に炎で焼け焦げます。網焼きは無理をして焚き火でやるよりは、木炭を使う方が無難です。「ちょこっと網焼き」という時に、焚き火の隅の燠(おき)を使います。

焚き火での火加減

焚き火での鍋での煮炊きには、いろり鍋のように上から吊るせる鍋とそれをぶら下げるトライポッドなどを使って、火からの距離を調節して火加減を調整します。台を自作して、その上に鍋やスキレットを乗せて調理することも出来ますが、火加減の調整は難易度が上がります。
スノピの焚火台でスキレットを使う

焚き火での火加減は、はっきり言って難しいです。スキレット調理時での場合だと、強火・中火・弱火はこんな感じの火加減でしょうか。

家庭料理での火加減>>>強火・中火・弱火とは-クックパッド料理の基本では以下のように火加減が説明されています。

強火
強火は鍋底全体に火が当たる位(鍋底から火がはみ出ないように火加減を調節します)
煮汁が煮汁がグラグラ煮立つ位の火加減
「強火」手羽先に焼き目を付けるために強火で調理

キャンプでは、お湯を沸かす時や、肉などに焼き目を付けたい時など、一気に温度を上げたい時の火加減です。通常の調理中には、吹きこぼれてしまいますので、ほぼ強火にする事はありません。

中火
鍋底に火の先は当たる位の状態です
煮汁がフツフツ煮立つ位の火加減
「中火」分厚いステーキだったので、焼き目を付けつつ中火でしっかり中まで熱を通す

通常の調理では、グツグツ煮たりという時など中火が基本になります。

弱火
鍋底に直接火が当たらない位の弱い火加減です。
煮汁がコトコト波打つ程度に保つ火加減
「弱火」ジャガイモをこんがりキツネ色に焼きあがるように弱火でじっくり焼いていく

ご飯を炊く時や、パエリアなどのご飯物を調理する場合は、沸騰した後は弱火で調理します。目安は、蓋から湯気が「ふうーっ」と軽い勢いで出ている位の火加減です。そのまま弱火で10分~15分程で炊きあがりです。

パエリアは、軽くオコゲが出来ている位の方が美味しく食べられますので、長めでも大丈夫です。

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