キャンプの技

簡易窯作り

夏のファミリーキャンプでは、ダッチオーブンを使って朝食用のパンや、ピザを焼いています。
長期滞在(5~6泊)のキャンプでは、朝食のメニューにこのパンが重宝します。

昨年までは、12インチのダッチオーブンを使ってパンやピザを焼いていましたが、ダッチオーブンでは、一度に焼けるパンの量はせいぜい10個。
キャンプ場の近隣のキャンパーからのおすそ分けのお返しも考えると、一度に3回は焼かなくてはいけません。
※ダッチオーブンでのパン作りはこちら↓
Camp Cooking-クルミレーズンパン-

また、ピザもダッチオーブンだと、上火を思いっきり強くしても、チーズを焦がすまでは出来ず・・・
スキレットが欲しいと思っていたのですが、かあさんに「そんな重たい物はいらない!」と却下されました。

簡易窯作りのきっかけ


窯焼きピザは薪をくべて
(Cooking & outdoor―遊び尽くし)

今年の春先に、市の図書館で古くなった本を無料で配布していた時に、うちのかあさんが「父さん用に」と一冊の本を持って帰ってきました。
それが、この本。
タイトルは「窯焼きピザは薪をくべて」。

本の中には色々なタイプの簡易窯の作り方が紹介されております。
父さんは、竈(かまど)を使っての簡易窯作りに着目。
七入オートキャンプ場には、今は炭捨て場と化し誰にも使われなくなった竈が・・・
よし、これで今年の夏は簡易窯を作って、パリパリのピザを食べよう!
7月初旬に七入オートキャンプ場に行った際に、竈のサイズをチェック。材料の準備をする事に。

竈

ここで、大チョンボ発覚!
キャンプ場で、竈のサイズを測ってPCにメールで送信しておいたのだが、間違えて削除してしまったようで、サイズが解らない!
仕方ないので、撮ってきた写真を元にサイズを算出。ブロック1個が39×19×10cmなので、内寸幅70×奥行60×高さ50cmと断定。
準備する材料は単純で、竈の上にフタをする為の鉄板と、前面を塞ぐ鉄板の、計2枚の鉄板。
本には3mm厚位の鉄板と書いてあったので、資材系の品揃えが比較的豊富な近所のRホームセンターへ。

ガルバリウム鋼板の波板

ここは、鉄板の切断加工のサービスはやっておらず、ちょっとショック!
ちょっと足を伸ばして、Jホームセンターへ行けば良かったと後悔。Jホームセンターは、鉄板の切断加工もやっている。
とりあえず、大きさはちょっと大きいが、90×90cmの鉄板を発見。
しかし、重量がかなりある。値段も、2枚買うと・・・
他に使えそうな物は無いかと、資材館を物色すると、トタンの波板発見!
幅65cm×長さ180cmで、幅は奥行とジャストフィットする。
カッティング加工も出来るようなので、これに決定!1枚980円でした。
加工場で、80cmに切断してもらい、これで材料はOK!

簡易窯作成

キャンプ道具と一緒に波板2枚を積んで、七入オートキャンプ場へいざファミリーキャンプへ!
滞在2日目、いよいよ簡易窯を制作。


竈の縁に土を盛る
波板の「波」部分の隙間を塞ぐために
竈の縁に土を盛ります。

波板を被せる
土を盛ったらその上に波板を被せ
軽く押して隙間を塞ぎます。

波板の上に土を被せる
窯内に熱をこもらせる為に
波板の上に土を盛っていきます。

完成
15分程で、簡易窯が完成。
想像以上に簡単でした。

前面は、もう1枚の波板を立てかけるだけ。

ピザ・パン焼きにトライ

10:40

簡易窯に火を入れます。
ガンガン火を焚き、前面も波板で覆って、窯の温度を上げていきます。
ピザを焼くときは、なるべく高温に。

11:40

まずはパンの成形から。
窯入れ時間から逆算して、作業します。

12:04

パンの成形がおわったら、ピザ生地作り~トッピングを済ませます。

12:06

あとは、窯の温度を十分に上げて、ピザから焼いていきます。
温度が上がってくると、完全燃焼するので煙が出なくなります。

12:07

窯の準備が出来たら、ピザを鉄板に乗せて窯の中へ・・・

12:11

隙間から、焼け具合をチェック

12:12

5分程で、焼き上がりました。

良い焦げ具合です。
12:50

続けてパンを焼きました。
パンを焼くには窯の温度が高すぎたので、隙間を大きく開けて温度調節

12:58

パンもあっという間に10分も掛からないうちに、焼き上がりました。

プレーンなパン
クルミレーズンパン

簡易窯の総評

竈があれば、波板2枚で簡単に作れるので非常に便利です。
パンもピザも、ダッチオーブンで作るよりも上手く作れます。
特に、ピザは上面にも焦げ目が付いて、とても美味しく焼き上げる事ができました。
手間と時間を惜しまない方は、是非チャレンジしてみて下さい!

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