テンカラ釣行レポート

2022年6月25日南会津釣行

6月25日

観測史上最速の梅雨明け宣言がされた今年、多分もう梅雨明けしていだのであろう6月末の週末に南会津へと単独釣行へと行ってまいりました。

今回は、ボスもスージーもマイカーの修理で参戦不能となったので、去年の連休に予約が取れなかった舘岩地区のしらかば公園キャンプ場をベースに、近辺を探ってみました。

繁忙期はチェックインは午後からとなっているらしいが、今週末は空いているので8時~チェックインが可能との事。時間が中途半端なので、朝一は途中のC沢に入ってみることにした。

朝6時から3時間程C沢を探ってみる。郡上テンカラ33に同長の自作テーパーラインにここ数シーズン定番になっているゼンマイ胴の伝承系毛鉤#14。ハリスはシーガーエース0.6号を少し短めの1m。

最初のポイントから幸先よく1匹目が出るが、その後は沈黙。途中良型を掛けるが、バラシでC沢ではキープ2匹。

C沢を切りの良い場所まで釣りあがり、本日お世話になるしらかば公園キャンプ場へと向かう。

湯の花温泉を過ぎ、田代山林道に続く道に「しらかば公園入口」の看板があるので、入っていくと駐車場があり、対岸に受付のある体育館が建っていた。橋が掛かってはいるが、橋へは車道は続いておらず、どう見ても自動車進入禁止のようだ。

仕方がないので、湯の花温泉街へと戻り、湯端の湯の前の道を奥に進むと、体育館に通じる道を発見。奥に進んで行く。

ポール持ってくるの忘れたので、木と落ちてた木の枝を使ってタープを張ってみた。

体育館に入り、受付で受付を済ませる。今日は暑そうなので、タープも張ることにし、テント一張り960円に、タープひと張り540円、合わせて1500円也。基本ひと家族5人まではこの料金でキャンプができるようです。

特にキャンプ場での注意事項の説明もなく、ちょっと不安。「今日は空いているので、好きな所へどうぞ」と言われ、荷物を運ぶのが面倒なので、駐車場沿いにとテントを張る。

最近、スパゲティといえば「香味ペースト」和え。どちらかといえば塩焼きそば?

時間は早いが、まずは腹ごしらえ。今回はソロキャンなので、冷蔵庫の残り物メニュー。スパゲティーを蒸し茹でし、途中で長ねぎ、ピーマンとシメジをぶち込んで熱を通し、お湯を切ったら香味ペーストをニュルニュルと入れて和えただけパスタ。これが何気に旨い。

キャンプ場からすぐ川に降りられる。

腹ごしらえを済ませ、キャンプ場から湯の岐川を上流へと釣りあがってみることに…

岩盤のナメ状の川床が延々と続き、魚の潜むポイントがあまり見当たらず、公園の外れまで上がっていくと今度は通らずにあたり、対岸に踏み跡があるようなので、対岸に渡りしばらく歩くと踏み跡を発見。そのまま辿って歩くと、公園へと戻ってこれた。

しらかば公園付近は漁協の放流が多いという情報があったので、楽しみにしていたのですが、残念ながらしらかば橋から上流で、魚に逢う事は出来ませんでした。

暑さでお昼にビールをたらふく飲んでしまったので、車移動はNG。公園から湯の花温泉へとテクテク歩き、木賊へ抜ける道あたりから入渓し、公園まで釣りあがることにしました。

しかし、公園の下流の流れも、川床が岩盤のナメ状の流れが大部分。魚が潜めるのは時折ある岩盤のえぐれと、岸際くらいだろうか…

途中餌釣り師に遭遇、竿をたたみがてら、釣果を尋ねるが、「ここの深みでやっと1匹出た」との事。以前は沢山釣れたのだそうだが、今日は水が少ないとこぼしていました。

話を終えると、餌釣り師の方が下流に移動していくので、尋ねてみると、上流から釣り下ってきたとのことなので、竿を伸ばして釣り再開。公園まで釣りあがってくると、堰堤に釣り人が一人粘っている。仕方がないので、公園に上がって、テントへと戻る。結局、しらかば公園近辺では渓魚に逢う事はできませんでした。

キャンプ場に戻ると、あまりの暑さに最後の1本を開けてプハーッ

6月とは思えない日差しも、ポリコットンのタープの遮光性のおかげで、タープの下は快適。本日の釣りは不本意ながら終了とし、酒に走る。

しらかば公園キャンプ場、テントに車を横付けできるオートキャンプサイト、今日テントを張ったフリーサイト、オートキャンプサイトの脇にもフリーサイトがあり、その他バンガローもあるようです。

ゴミは持ち帰り。設備は必要最低限でしたが、トイレは虫も少なく、管理が行き届いていました。

前回の焚火の残り炭を今回からリユースしてみる

さて、まだ日が高く気温も高いが焚き火の準備にとりかかる。釣った魚を番犬クロのお土産にと焼き枯らさなくてはいけません。

気温が高いので、焚き火は離れた場所で…

6月26日

翌日は早めに撤収し、温泉に浸かった後、舘岩川のキャッチ&リリース区間でちょっと竿を振ることにしてみる。

去年は入渓点を探すのに苦労したが、この間の釣行の帰りがけに、車が降りれるスロープが護岸にある場所を発見したので、「きっと放流ポイントに違いない」と思い、1時間ほどサンダル履きで竿を振ってみることにする。

開けた河原なので、竿はテンカラ蒼流3.8に5.5mの自作テーパーラインをセット。毛鉤は伝承系毛鉤を結び、ペンチで返しを潰す。

しばらく流していると、毛鉤に反応して、水中でキラリと魚体が光り、合わせてみるが空振り。数か所で毛鉤に反応したが、残念ながら空振り。

そこで毛鉤をゼンマイ胴の逆さ毛鉤にチェンジして、反応のあった場所に再度流すと、同じように毛鉤に反応したので、合わせをくれると今度はしっかり咥えてくれた。

釣れたのはきれいなヤマメ

小気味良い引きの魚体をテーパーラインを手繰って寄せると、掛かったのはヤマメ。その後もしばらく粘ってみましたが、この1匹で終了です。

自作毛鉤をヤフオクに出品中です。

今回の釣果

状況: 水量少な目

C沢
釣  果: 岩魚22cm × 2匹 他
使用毛鉤: オリジナル伝承系毛鉤#14
しらかば公園周辺
釣  果: ボウズ
使用毛鉤: オリジナル伝承系毛鉤#14
舘岩川キャッチ&リリース区間
釣  果: ヤマメ × 1匹
使用毛鉤: ゼンマイ胴逆さ毛鉤#14

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