テンカラ釣行レポート

2022年5月3日大芦釣行

毎シーズン4月の末に訪れる大芦川ですが、GW前半は、ばぁちゃんを連れて会津へ山菜採りへ行っていたため、今シーズンはコースケを連れてGW真っ只中の大芦へとやってきました。

わらび平橋下の堰堤上部より入渓
以前はここにも成魚放流されていましたが…

GWだけあって、ハイカーは多め。今回はわらび平橋上流をベースに、東大芦川を探ってみることに。
わらび平橋下流の堰堤上から入渓。

仕掛けを竿に結ぶ
老眼で仕掛けをセットするのにも一苦労です

杉木立の中を下って河原で仕掛けをセット。午前中は大場所にも対応可能な先調子のテンカラ蒼流3.3mを使ってみる
コースケも仕掛けの準備を始めようと竿を伸ばすと、先っぽがスポンと抜けてしまっている。折れたの?? 前回の釣りの後、竿を洗った後どうやら3番をセットし忘れたようです。(家に帰って探してみると、植木の支柱にされていた)
仕方がないので、午前の部はコースケは見学ということになりました。

1匹目はリリースサイズ
1匹目はリリースサイズ

気温もそれほど高くないので、毛鉤は大芦釣行定番のゼンマイ胴逆さ毛鉤14番。流れの筋に毛鉤を流すと、キラッと光る。
竿を合わせると、リリースサイズの綺麗な山女魚がヒット。毛鉤をしっかり咥えています。

渓の岩の裂け目から生えているウルイ

ゴールデンウィーク前半に結構人が入ったのであろうか、目視で確認できる魚影もなく、毛鉤に反応する魚影も少ない。

渓に咲く花
渓に咲く花

滝壺を道路に上がってエスケープして。更に上流を探ってみる。
以前はわらび平橋の少し下まで放流物がいたのですが、現在は成魚の追加放流は西・東沢の合流点より下流の本流のみのようです。鑑札などの手間を考えると、その方が合理的だと思うが、支流部はさすがに魚影が少ない。テンカラを始めた20数年前は、東沢の滝壺には良型の山女魚が悠々と泳いでいたのですが、今では滅多に見ることもなくなりました。

簡易橋が流された林道のところまで探ってみるも、大場所以外のポイントでは反応は皆無。時間ももうすぐお昼になるので、ベースにまで戻って、腹ごしらえ。

渓に掛かった朽ち果てた吊り橋

午後は白井平まで下って探ってみるも、しばらく釣りあがっていくと、濡れた足跡が石の上に残っていた。そこからすぐ上にルアーマンの二人組を発見したので、川を上がってダム中止記念碑の所までエスケープして入渓。
川中島の民家跡の下でやっと1匹ヒット。この後鍋渕まで通らず続きなので、民家跡脇の斜面を這い上がる。

民家跡では2組のキャンパーがキャンプ中。鍋渕を過ぎ、橋のたもとでも更にキャンプ&音楽を爆音で流してバーベキューをするつくばナンバーの若者集団。と本流域の駐車禁止取り締まりに続いて、そろそろ何かしらの規制がかかりそうな予感。
こんなに景観の良い大芦川沿いにキャンプ場が全くないというのが不思議なのだが、地元の方でキャンプ場を経営しようという方はいないのだろうか?最低限の施設で、リーズナブルな料金だったら結構流行ると思うのだが。冬季の客が少ないと、経営が成り立たないので仕方がないのかな…

やっと、まともなサイズが出た

爆音で音楽を流している若者集団の横を失礼して、堰堤までの区間を探ってみる。コースケも予備竿にグリズリーパラシュートを結んで1匹目を釣ろうと先行する。後から追いかける形でポイントを探っていくと、魚があちらこちらで逆さ毛鉤に反応する。コースケに追いついて、先頭を交代。堰堤前のポイントで立て続けに3匹ヒット。
パラシュートで粘るコースケに山女魚は微笑んでくれませんでした。

自作毛鉤をヤフオクに出品中です。

今回の釣果

状況: 水量平水

午前
釣  果: 山女魚20cm × 2匹
使用毛鉤: ゼンマイ胴逆さ毛鉤 #14
午後
釣  果: 山女魚20㎝ × 4匹
使用毛鉤: ゼンマイ胴逆さ毛鉤 #14
西大芦漁協リーフレット2022年版

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