テンカラ釣行レポート
2021年8月28日南会津釣行
おニューの竿を試しに
3回目の非常事態宣言が発令され、ボスは職場で「越境禁止令」が敷かれ、スージーは職場で感染者が出たため、今月の釣行はお休みとなってしまいました。しかし、7月の七入釣行に届くのが間に合わなかった木村屋の「テンカラ蒼流」の使い心地を試しに、独り南会津へ、隔離釣行へ行ってまいりました。
南会津のとある山中に独りテントを張り、ソロキャンがてらこのテンカラ蒼流を試しに来ました。今回も朝6時前に活動開始し、7時には独り南会津の渓へ降下完了。さっそく仕掛けをセットします。
テンカラ蒼流3.3に、自作の4.5mのテーパーラインを結んで早速遡行開始。郡上テンカラの調子に慣れてしまったせいなのか、7:3調子の蒼流テンカラは、ものすごく固く感じる。一昨年まで愛用していた6:4調子のSZテンカラFSより数段固く感じる。しかし、軽量の自作テーパーラインは竿に弾かれるように伸びて行く感じは、SZテンカラと同じ感覚だ。ライン+ハリスに結んだ毛鉤までの全長は6m、倍近い長さの仕掛けの打ち込みと毛鉤のコントロール性には問題ない。
しばらく遡行し、無事1匹目の岩魚がヒット。掛かった岩魚は、ギリギリキープのサイズで、ラインをたぐり寄せて、難なく取り込む。 ロングラインで良型が掛かった時の魚のコントロールがしやすいかどうか、それを今回確かめてみたいのだが、後が続かない。
そこで、反応が出るところまで竿を郡上テンカラにチェンジしてみる。それほど障害物がないので、3.8mを選び、竿と同長のラインを結んで、先へと進む。釣行前に撚ったテーパーラインの撚りが強すぎたのか、若干重ったるいフィーリングなので、予備のラインの中から撚りの弱いラインを選んで結ぶ。
しかし、これ位の渓相ならやはり3.3が使いやすい。
なので早速竿をテンカラ蒼流にチェンジし、先に進む。
竿を交互に使っていて、ふと気づいたのが、ブッシュに毛鉤を引っ掛けた時のロスト率の差!
テンカラ蒼流を使っている時、頭上の木の枝に毛鉤を引っ掛けると、ほぼほぼ毛鉤をロストしてしまいます。
これは、キャスティング時のラインスピードの違いによる事だと気づく。以前も毛鉤のロスト率が高かったのだが、思い返してみると、郡上テンカラを使いだしてからは毛鉤の生還率が格段に上がっている事に気付く。
毛鉤のロスト多発で、残数が残り少なくなってきたので、竿を郡上テンカラに戻して釣り進む。
柔らかい竿だと、竿のしなりでラインを運ぶので、ラインスピードが遅いおかげで、木の枝に引っ掛けた時に、絡まりが弱くすんでいるようで、無事毛鉤が帰還する回数が多いし、何より釣果が伸びるのは確か。
午前中、魚籠に無事納まった岩魚は6匹。午後は少し下流に入渓。先行者の車が1台停まっていたが、竿抜けのポイントから何とか2匹。
翌日の日曜日。普段は日曜は釣りをしないのだが、テンカラ蒼流のスペックを確認したくて、早起き撤収し、ちょっと回り道をして
舘岩川のC&R区間で釣りをしてみる事に。キャッチアンドリリース区間であれば、魚影は濃いと考え、長靴で釣りが出来る場所を探して入ってみる。
多分、集落付近の方が放流がされているとは思うが、何せこのご時世なので、集落から離れた人気の無い場所を選んで入渓。
開けた河原でロングラインを気持ちよく振れるが、魚の反応は無し。岸際の流れの中から小さな魚体が毛鉤に反応するも、直前でUターン。無理に釣るようなサイズでも無いので、先に進むが、魚の反応はこれが最初で最後となりました。
テンカラ蒼流とロングラインの相性は、オフシーズンの管釣りで確かめる事となりそうです。
自作毛鉤をヤフオクに出品中です。
今回の釣果
状況:水量多め
- 土曜午前
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釣 果: 岩魚27cm 他5匹
使用毛鉤: ゼンマイ胴伝承系毛鉤 #14
- 土曜午後
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釣 果: 岩魚32cm 他
使用毛鉤: ゼンマイ胴伝承系毛鉤 #14
- 日曜朝
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釣 果: ボーズ
使用毛鉤: ゼンマイ胴伝承系毛鉤 #14
ゼンマイ胴逆さ毛鉤 #14
県外での接触者
那須塩原のコンビニの店員さん1名
以上