テンカラ釣行レポート

2021年7月22~24檜枝岐七入釣行

7月23日(金)

七入駐車場付近はまだ護岸工事中

河川改修工事中の七入駐車場前の美川

一昨年の台風で流された護岸の復旧工事、もうすぐ2年になるのにまだまだ工事半ば。毎年渓流釣り大会が開催され、定期的に岩魚の成魚放流がされ、コースケのテンカラのいい練習場所でしたが…

変わり果てた七入キャンプ場前の美川

朝起きて、コーヒーを飲んでまったりしていましたが、コースケはまだ起きて来る気配がないので、七入駐車場横の工事現場の流れをダメもとで探ってみることに。
駐車場の石垣状の護岸を降り、河原に立つが、流れの両岸には重機で盛られた石で流れは雨どい状態。
それでも石裏のタルミに毛鉤を落として反応を見るが、重機で盛られた石の山は浮いた石が多く超不安定。
こんな危険な場所に魚を放流するわけがないと思いながらもキャンプ場横まで探ってみるが、やはり岩魚の気配は全くない。

ブナ平からみた山々

朝食を食べ終えると、コースケは今日も御池までサイクリング。ブナ平の下りの爽快さ&景色の良さがやみつきになってしまったようです。

釣れた岩魚

父さんは午後からキャンプに合流する従兄のために、食材の調達へ出かける。
車でひとっ走りして、近くのC沢へと入る。ここは藪沢なので、3.3mの竿に2mのテーパラインを結んで仕掛けの全長は竿よりちょい長目くらいの藪沢仕様。
竿が柔らかくても、しっかりピンポイントに毛鉤を打ち込めます。短い仕掛けで、固い竿だと魚が宙を飛んだりするのですが、郡上テンカラの竿の柔らかさで、そういった事も起こらず、かなり良い使い心地。

釣れた岩魚

とりあえず今晩のおかず分だけ調達したら、ミッション完了。
残念ながら、お刺身はおあずけです。

キャンプ場に戻ると、コースケも戻っていたので、更に今晩のつまみを調達に。
キャンプ場の対岸に良いミズが生えているので、ミズを浅漬けにでもしようと対岸に渡ってみると、ミズの生えていた場所の周りの木が流されて、日が当たりすぎに…
辛うじて日陰に生える柔らかそうなミズを選んで摘んで、キャンプ場へと戻る。

テントに戻ったら、採って来たミズの下ごしらえ。皮を剥いで、短く折ったら、沸かしておいたお湯に入れて、茹でて色を出します。色が変わったら、冷水に晒して水気を切って、ジップロックに入れて塩と昆布茶で味付けし、そのまま味が馴染むまで寝かせたら完成です。

続いて、昨日採ってきたキノコの調理にとりかかります。
サラダ油に細かく刻んだ鷹の爪を1本分、弱火で辛みを油にうつします。キノコを炒めて火が通ったら、しょう油&ミリン&酒を同量で味付けし、味がなじむまで煮たら完成。
さっそく、毒見。うんっ、鷹の爪の辛さが効いていて酒の肴にピッタリ。ついつい箸が進みそうになりますが、ブレーキ。アルミホイルで蓋をして、クーラーボックスの中へ。

檜枝岐村

お昼過ぎには到着すると言っていて従兄のチョーさん、予定よりだいぶ遅れてチェックイン。まずは温泉へと行く事に。コースケは自転車で走りたいらしく、ひとり自転車で出発。
温泉で汗を流して戻ってくると、雨がポツリポツリと降り出した。コースケ雨に降られるか?と思っていたら、雨が本降りになる前にギリセーフで帰還。

雨も本降りにはならず、通り雨で済んだ。雨が上がったところで、チョーさん「釣りの気分を味わいたい」ということで、キャンプ場前でテンカラ釣り初挑戦。昔は家の裏の川でよく釣りをしていたが、テンカラ釣りの竿の振り方が難しく、上手く毛鉤を飛ばせません。そうです、テンカラ釣りは難しいんです。

岩魚のから揚げ

釣りの雰囲気をちょっと味わったあとは、檜枝岐の山の幸で一杯。

スキレットで焼いたピザ

メインはスキレットでピザを焼いてみました。

本日の釣果
父さん
   釣果:唐揚げサイズの岩魚7匹
   使用毛鉤:ゼンマイ胴伝承毛鉤#14
コースケ
   釣りはお休み

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