テンカラ釣行レポート
2020年8月29日檜枝岐七入釣行
七入オートキャンプ場の現在の様子
去年の秋の台風で、七入駐車場~七入オートキャンプ場前の流れは大きく変わってしまいました。 写真は水場の脇の階段を降りたほぼ同地点で撮影した過去の写真との比較です。この付近では、対岸の林部分が大きくえぐり取られ、川幅が倍近くに広がり、流れも対岸寄り変わり、風景が別物になっています。
護岸が数カ所流されたため、今シーズンは七入駐車場~七入オートキャンプ場間は護岸工事のため、川は無残な姿になっております。
心無いキャンパーの不用品のデポ
これは台風とは関係ありませんが、水場前のキャンプ道具のデポ(投棄)も目に余るものがあります。
七入オートキャンプ場の常連さんならば、気付いておられると思いますが、このキャンプ場では、水場の指定場所に置かれたごみは処理しますが、それ以外に放置された物は処理されずに、そのまま置かれ続けます。 ここにキャンプ道具を廃棄していく事は、常連さんは決してしません。(というか、キャンパーは絶対にしません。)こういうことをするのは一見さんで、「置いておけばきっとキャンプ場で片付けてくれる」と甘い考えで、デポしていってるのでしょうが、2回目に来た時にも置きっぱなしになっていますよ。 もし、あなたがキャンパーであるなら、次来た時に忘れずに持ちかえって下さいね~
工事区間の上流を狙って
朝6時、七入オートキャンプ場に到着。夏休み最後の週末だが、今日はキャンパーが多く、テントを張る場所選びに悩む。 川沿いのサイトは埋まっており、奥の方でないと空いていない。スージーは洗い物をするのに便利な水場の近くをご所望。山側のサイトはガラ空きだが、そこにするか?。まだ朝早かったが、水場のすぐ脇で撤収をし始めているキャンパーがいたので、声を掛けてみると、今日撤収するとの事。プレッシャーを掛けるようで申し訳なかったが、撤収が終わるまで、待つことにする。スージは車に戻り眠ってしまったようなので、朝飯前にキャンプ場前を釣ってみることにします。
水場の階段を降り、崩れた護岸の少し上流から竿を出してみる事にする。 毛鉤は先シーズンの七入界隈で活躍した「ゼンマイ胴伝承系毛鉤パターン」 魚は放流はされているようで、すぐに1匹ヒットするも、ラインブレイク。
稚魚放流が多いようで、こんなチビ岩魚が活発に毛鉤にアタックしてきます。
上手を見てみると、釣り人の姿。キャンプ場を見てみると、先ほどのキャンパーの撤収が終わったようなので、戻ってベースの設営にとりかかることにする。 午後から雨予報なので、タープを張り、テントも水の通り道を避けて設営。 朝食のカップ麺のお湯を沸かすついでに、つまみに買ってきた枝豆をゆでる。
茹で上がりの塩加減の味をみつつ、暑さで誘惑に勝てずプシュっと1本開けてしまいました。 枝豆を出しておくと、あっという間に無くなりそうなのでラップをしてクーラーへ。 午後は雨の予報なので、ビールは1本で我慢し、釣り再開。 スージーは車に乗り、お気に入りの沢へ。私は歩いてM沢へと行ってみることに。
30分以上歩いて、竿を出し遡行を始める。この沢も去年の台風で沢がえぐられ、流れが大きく変わってしまっている。しばらく溯ると、石の上に濡れた足跡!先行者がいるようだ。 戻ったら、もう他に行く気力が間違いなく無いので、ここは先行者の後を狙ってみる事にする。 小沢なので毛鉤はエルクヘアカディスを結んで、ピンポイントを叩いて釣り上がる。 しばらくすると、先行者の姿を捉えた。どうやらエサ釣り師の二人組のようなので、狙うポイントを餌釣りでは狙えないポイントに絞ってみる。 すると、小さな流れの岩陰から黒い影が毛鉤を追って出た。 出たのはリリースサイズのチビイワナ。 リリースサイズのイワナばかりしか出ず、先行者もいるので、早々に退散。
昼飯を食べた後は、天気が悪くなるまで実川を上がってみる事にする。硫黄沢出合いも河原が削り取られ、川床が1m近く低くなったような感じがする。合流点以遠も堆積岩の地肌が露出し、台風の影響が色濃く残っている。 硫黄沢出合い以遠を少し釣り上がったところで、大粒の雨が降り出したので、本日の釣りは終了。硫黄沢以遠は魚信は無しでした。
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今回の釣果
状況:渇水
- 午前
-
釣果
私: > 岩魚20cm 1匹
チビイワナ 多数
使用毛鉤: ゼンマイ胴伝承系毛鉤#14
エルクヘアカディス#15
スージー: > 詳細不明 - 午後
-
釣果
私: > ノーフィッシュ
使用毛鉤: ゼンマイ胴伝承系毛鉤#14
スージー: > 疲れ果てて、昼寝
釣行レポート番外
燧の湯・駒の湯の営業時間
燧の湯 駒の湯 今年はコロナウイルスの関係で、昼間清掃のため一時入浴できない時間帯があります。 燧の湯と駒の湯で、それぞれ時間が異なりますのでご注意下さい。
帰りにいつも立ち寄る蕎麦屋さん
注文をするとまず出てくる先付け。季節によって内容が変わります。 お店の看板メニューの大辛大根蕎麦¥850円也。写真は大盛りで¥1050円 息子のコースケが生まれる前から帰りに必ず立ち寄る蕎麦屋「横川のさと」、コースケが今年16歳だから、15年以上も通っていることになります。 初めて入った時に、普通のざるそばを注文して食べたら、そばつゆが甘過ぎてイマイチと思っていたら、この甘すぎるそばつゆが、大辛大根と合わさると至福の味になる事を2回目で気付きました。 蕎麦を注文すると、もれなく自家製の山菜料理メインの先付けが出されます。 今回は、大辛大根の採れたての新物で、しびれる辛さでした。大辛大根の旬以外の時期は、冷凍の大辛大根のオロシとなりますが、冷凍でも十分に辛くて美味しいです。 気になった方は、ぜひ立ち寄ってみて下さい。 場所は鬼怒川方面へ向かうR121と那須塩原方面にむかうR400の分岐前なので、関東地方の方はお帰りの際どうぞ!