テンカラ釣行レポート
2020年6月27日南会津釣行
新型コロナの県外への移動制限がやっと解除され、2ヶ月遅れで今シーズンの釣りがスタート。
しかし、ホームグラウンドの檜枝岐は残念ながら6月一杯、観光客の受け入れをストップしているので、今回はボスとスージーの3人で、南会津のとある渓へと行ってきました。
午前中はスージーと二人、車で移動し、昔良く入ったポイントへと足を運ぶ。
かれこれ15年位来た事が無かったので、入渓場所を忘れてしまい、行ったり来たりを繰り返しやっと入渓ルート入口を見つけた。
スージーに「8年に1度の場所より、ここは少しは楽でしょう?」と話しながら、渓にたどり着く。
とスージーに、さっそく1匹目がヒット!
良いサイズの岩魚はランディングネットになかなか収まってくれず、四苦八苦のスージー。
毛鉤はボンバーカディスの15番かな?
メジャーで計測してみると、残念ながら「泣き尺」の29cm
先行を交代し、毛鉤も目立ちヘアカディスに替えて釣り上がっていく。沈み気味の毛鉤をしっかり咥えきれないのか、反応するものの、毛鉤には乗らず。
いいポイントが続くのだけれど、なかなか釣れません~
やっと釣れたのは20cmサイズの岩魚。
後から上がってきたスージー、私のテンカラ竿では攻めきれずパスしたブッシュの覆いかぶさった茂み入りこんで丁寧に流れを探っていきます。
そして渓の神は微笑みました。後続のスージーが2匹目をゲット。
これも中々のサイズの綺麗なネイティブ岩魚です。
堰堤でスージーに、「穴にこうやってラインを持って毛鉤を落とすと釣れるよ」と教えると、半信半疑で穴の中に毛鉤をポトリと落とすスージー。
まさか釣れるなどと思ってみなかったようで、出てきた岩魚に合わせられず…
気を取り直して、すぐ隣りの穴にエルクヘアをポトリ。すぐに岩魚が出てきて、今度はしっかり掛けられました。
スージー、面白い釣りを体験出来たようで、満足気に午前中の釣りを終了。
今度、夕マヅメの堰堤でも面白い釣りを教えてあげるね~
テン場に戻ってくると、珍しくボスの姿が見えない。イスに掛けていたベストも見当たらないので、久々の釣りへと行ったようだ。
しばらくすると、フライロッドを片手にボスが山から下りてきた。
降りて来るやいなや、またもや熊に遭遇したとの事。数年前にもこの渓で、クマに至近距離で遭遇しているボス。今回は小熊ということで、親グマがいなくて良かったと、ホッと胸をなでおろしております。
昼飯を食べながら、ボスのクマとの遭遇率の高さに、「ボスを親と間違えて来るのでは」という推測が…
その後、テン場でまったりしていると、ボスが何かの気配を察知。
林道に黒い物体を発見、さっきボスが見かけた子グマが、ボスを追って降りてきた???
林道を歩いて来た子グマは、我々の姿を発見すると、私達を避けるように山の中へ入って行った。
ジムニーの中で1年間眠っていたクマよけ花火の出番がやっと来ました。去年のGWの山菜取りの時、従兄から1本頂いていた「動物駆逐用煙火」を使ってみることにします。
火を点火すると、5秒間隔位で3発「パン」「パン」「パン」と山を轟く爆音がこだまします。
爆竹とどれ位音の大きさが違うか、以前使っていた爆竹も鳴らしてみましたが、やはり上空で鳴る音のけたたましさは、雲泥の差でした。
そうこうしているうちに、時計の針はもう3時を回っております。クマの出現に、皆ビビっている中、ただ一人スージーが釣りの身支度を整え出撃してききました。
とは言っても、テン場の目と鼻の先ですが…
私は釣りは終了とし、夜の薪集め。スージーの釣っている脇を行ったり来たりし、時折気配を殺してスージーの背後に近づきます。
しばらくしてスージーも戻って、本日の釣り終了。
リリースサイズの岩魚に遊んでもらって満足気で今回の釣行も終了です。
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今回の釣果
状況:平水
- 午前
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釣果
私: > 岩魚20cm 1匹
使用毛鉤: 目立ちヘアカディス#15
スージー: > 岩魚29・27・22cm 各1匹
使用毛鉤: 多分エルクヘアカディス#15 ボス : > 岩魚23cm 3匹
リリースサイズ数匹
- 午後
-
釣果
スージー: > リリースサイズぼちぼち
使用毛鉤: 多分エルクヘアカディス