テンカラ釣行レポート

2021年3月27日ミッドクリークフィッシングエリア

21シーズン、最初の釣行は、新調した竿の使い心地を確かめるために、久々に道志か養沢へ行く計画をしておりました。 しかし、週末がやってくるのを楽しみにしていた月曜日、荷物を運ぼうと持ったとたんに、腰が抜けてひっくり返り、しばらくそのまま動けず…痛恨のぎっくり腰。
想像を遥かに超えた重症で、毎日整体に通い、鍼をうってもらうも症状の改善はならず。仕方なく、歩かなくても大丈夫な管釣りに行くことに。

フルーツラインを走ってミッドクリークに向かう 今日は4月並みの陽気で、桜も満開なので、管釣りの帰りに筑波山でキャンプをすることにし、前日にキャンプ場を予約。当日は午後からゆっくりと釣りをすることにし、朝はゆっくり起きで、買い物に寄りつつミッドクリークへと向かった。

11時過ぎにミッドクリークに到着。駐車場には車が結構停まっているが、入れるか?
混んで入れなかったら、釣りは諦めてキャンプ場へ向かうつもりで来たので問題はないが…
釣りだけだったら2時間以上かけて来て、入れなかったらショックです。ミッドクリークは小さな管釣りなので仕方のない事とは思いますが、予約可能にするなど、遠くから来る人のためにぜひご一考をお願いします。

ミッドクリークの駐車場で昼食 第1駐車場にも空きがあり、車を停めて管理棟に行って空き状況の確認。呼び鈴を押して、奥から出てきた方に「テンカラですけど、入れますか?」と尋ねると、大丈夫のようでひと安心。午後券を購入し、お昼になるまで、車で腹ごしらえ。

お腹を満たしたら、釣りの支度。サンダルを履き替え、ベストを着て、釣り竿に、
あとは、ランディングネットとスカリを持って… 朝、荷物を積んだ時には確かにランディングネットとスカリを見たはずなのだが、キャンプ道具満載の荷室をいくら探しても見当たらない!

ランディングネットとスカリ
どうやら荷物を積み直した時に、一度降ろしてそのまま積み忘れてしまったようだ。
お昼過ぎまで探したが見つからず、管理棟で聞いてみると、レンタルがあったので、借りる事に。
テンカラが出来るのはチョークストリームとフォールポンドのみ。フォールポンドに向かっていくと、それほど人が多くなくひと安心。空いている場所に入る。

木村屋郡上テンカラ3.8とシマノ渓流テンカラ本当なら昨シーズン新調した竿を全部持ち込みたかったが、持ち込みは一人2本までとレギュレーションに書いてあったので、今日は郡上テンカラ3.8とシマノの渓流テンカラを準備。コースケはいつものエアノステンカラ。ふた昔以上前の竿だが、現行の竿よりだんぜん扱いやすいテンカラ竿だと思います。

まずはシマノの渓流テンカラ+フロロ3号6mのラインをセットして釣りスタート。
毛鉤は管釣りの基本毛鉤、ゼンマイ胴逆さ毛鉤#14を結ぶ。
フロロのレベルラインは綺麗に伸びてくれるが、ライン自体に重量があり、6mの長さのせいでフロロのライン部分をかなり水面に着水したままにしておかないとバランスがとれない。
何匹か釣り上げたところで、フロロのレベルラインから、自作ナイロンテーパーラインに替えてみる事に。
コースケが自作テーパーライン+パラシュートでさっきから粘っているが、上手く飛ばせないと嘆いている。前回の朝霞はフジノのテンカラストレートラインのパワフルを使っていたし、パラシュートは空気抵抗が大きいので余計です。 コースケにテンカラストレートラインを渡し、コースケの使っていた自作テーパーラインの4.5mを渓流テンカラに付け替えてみる。

渓流テンカラに自作テーパーラインをセットして振ってみる 渓流テンカラは、長い自作テーパーラインを振ってみた時、ラインの伸びがイマイチで、相性が良くないかと思っていましたが、竿よりちょっと長い4.5mの長さであれば、キレイにラインが伸び、ストレスなく毛鉤を打ち込むことが出来ることが判明。
また、ミッドクリークの魚は元気一杯でパワフルな引きを見せてくれますが、穂先のしっかりした渓流テンカラは、胴部分で魚のパワーを受け止めてくれるので、楽しく魚とのやり取りができました。
渓流テンカラで自作テーパーラインが飛ばせる事がわかり、次は郡上テンカラ3.8の使い心地を試してみる。

郡上テンカラ3.3 去年の最終釣行で、ロングラインを結んで振ってみたが、コントロール性がイマイチだったので、今日は4.5mのラインで試してみる。また、昨年の釣行で、気になった、魚の取り込み時の穂先の柔らかさ。穂先の柔らかさが、ここの元気な魚のパワーに負けないか気になるところだ。

渓流テンカラに結んでいたラインを郡上テンカラに付け替え、キャスト開始。
こちらの竿の方が、自作テーパーラインを振った時のフィーリングは良い。郡上テンカラ3.8は、竿と同長~少し長めのラインであれば、ラインのコントロールは非常にやりやすい。どうやらロングラインは合わないようだ。
黙々と警戒しながらも反応を繰り返す魚を相手に、キャストを繰り返していくと、やっとヒット。
掛かった魚を疲れさせ、手元に寄せる動作も、穂先の柔らかさから苦労するかと思っていましたが、想像に反し、竿の中央辺りがしなって、しっかりとパワーを吸収してくれます。下手をすると、渓流テンカラよりも大物に耐えられるかもしれません。
木村屋の郡上テンカラ3.8ちょっと見直しました。

調子に乗り出したコースケ コースケ。前半は、パラシュートやらゼンマイ胴カディスで粘っていたが、ランディングまでこぎつけず。時間が経つにつれ更に反応が悪くなってきたようだ。
あまりに魚が掛からないので、父さんのアドバイスを聞いて、ゼンマイ胴伝承系毛鉤に毛鉤を変えてみたところ、爆釣モードに突入。
コースケ曰く、「激しく毛鉤を動かすと、アタックしてくる」とのこと。

良い引きをするミッドクリークのニジマス 誘いが早すぎて、咥え損ねが多いのか、ヒットはするがバラす回数も多い。
バンバン釣り上げるのは良いが、「キープ一人10匹までだぞ~」と釘を刺す。
時間も15時を回った頃、納竿。

本日の当たり毛鉤 本日の当たり毛鉤「ゼンマイ胴伝承系毛鉤#14」

捌き場で、ニジマスの処理をする 釣った魚は、このあとキャンプ場に移動して今晩の食糧にするので、ここで下処理を終わらせる。 サイズの大きな物は、肉が綺麗なオレンジ色をしています。こいつは今晩ムニエルで頂く事にします。

筑波スカイラインを走るミッドクリークから筑波スカイラインに上がり、今晩のキャンプ地「筑波ふれあいの里」へとカーブを楽しみながらドライブ。
この後は、キャンプレポート>2021年3月27日筑波ふれあいの里へとつづく。

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今回の釣果

状況:5月並みの陽気

釣果:ニジマス 15匹

使用毛鉤: ゼンマイ胴逆さ毛鉤#14
      ゼンマイ胴伝系毛鉤#14       他

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