テンカラ釣行レポート

-2014/06/28檜枝岐釣行-

ブルーシートの上で酒盛り

今年初の七入釣行、今シーズンに入ってから初の全員参加となりました。ぎっくり腰で腰を痛めていたK氏もやっと参加することに… 集合時間1時間前の夜8時、「仕事が終わりそうにないのでK氏と一緒に現地に向かう」とスージーから連絡が入ったので、ボスと二人時間を繰り上げて出発。首都高も空いていて、午前1時に七入オートキャンプ場に到着。 テントを張って、星空の下で一杯♪ 深呼吸して、檜枝岐の空気を味わう。やはり此処は空気が違いますね!

朝7時起床。テントを出ると護岸の上からフライロッドを振っている釣り人が目に入る。見た事のあるズボンを履いていたので、後ろからそぉ~っと近づいて・・・背後から背中を押して、朝の挨拶♪ あっ、腰痛めているの忘れてた!ゴメンm(__)m 朝からやる気満々のK氏、4時頃到着して護岸の上からキャンプ場前の流れにフライを流していたようだが、反応はないようだ。

コーヒーを淹れる

今朝はキャンプ場から見える釣り人は鬼畜氏のみ。管理棟前の駐車場に軽のワンボックスが停まっているが、鬼畜氏が到着した時にルアーロッドを持って準備していたということなので、本流狙いか? コーヒーを淹れていると、スージーが仮眠から目覚めて車から出てきた。 「コーヒー入ってるぞ」と声を掛けると、車から得意気にイスを出してきた。 「おっ、やっと買いましたか」Wild-1のオリジナル!座面の布がしっかりしてますね♪

FB_IMG_14039250342886780
見た目は良いが、使い勝手は最悪!
腰痛持ちのK氏はイスから立ち上がるのに一苦労。この後スージーのおニューのイスを奪い取る・・・

と、話していたら鬼畜氏も何やらイスを新調したようだ。インプレッションは、後ほど・・・ オニギリを頬張って腹ごしらえをし、早速釣り支度。 ボスはいつもの硫黄沢の堰堤下狙い。K氏は七入駐車場脇から本流狙い、スージーはS沢へ、それでは私はR沢へと分散して入る事に。

Wild-1のオリジナルチェア
Wild-1のオリジナルチェア

キャンプ場からテクテク歩いて30分程でR沢に到着。毛鉤はエルクヘア#15をチョイスして流れに乗せて流すと、すぐに流れの中から岩魚が飛び出してきた♪ 合わせをくれると、心地よいアタリ♪ 抜き上げるとまん丸に太ったキープサイズの岩魚。早速写真を撮ろうと思ったら、スマホを忘れてきていることに気付く。 ということで、釣り場の写真がありません・・・

登山道

立て続けに3匹程掛かった後、魚影が全く見えなくなる。 小1時間程溯ると、やっと岩魚が釣り人の気配を察知して走る姿が見えるようになってきた。ここからは慎重にポイントに近づき毛鉤を打っていくが、どうも岩魚が変な場所に付いており、走られてポイントがパ~という状況が続く。 午前中の退渓地点の通らずまであと僅かになった所から、立て続けに岩魚が出始め、時折混じるキープサイズを魚籠に入れる。

午前中の釣果
午前中に釣れたイワナ

良型は出なかったが、午前中で食べ頃サイズをこれだけキープし、満足して林道を歩いてキャンプ場に戻る。 キャンプサイトに戻ると、ボスと鬼畜氏は惨敗で早目の帰還だったようだ。ボスのイスの脇には一升瓶が・・・硫黄沢の堰堤下流部は沈黙!、以前美味しい思いをした堰堤直下のエゴも崩れて完全にポイントが無くなってしまったようです。

フライで釣れたイワナ
S沢で釣ったイワナ

まだ戻ってこないスージー、s沢で美味しい思いをしているのか? しばらくすると満足気に戻ってきた。良型は釣れなかったようだがキープサイズの岩魚が遊んでくれたようだ。 七入界隈の沢は2013年度は釣り人ラッシュだったので、良型はあらかた釣りきられてしまったのか? 午前中の釣果は皆小型の岩魚ばかりで終了となった。

午前中の釣りを終え一休み

昼食を食べ終えたK氏、腰の具合がかんばしくないので今釣行では沢に入るのをあきらめていたようだが、私の釣果を見てお気に入りのマル秘の場所に行くと言い出した。 昼食前に一升瓶を半分開けたボスも、珍しく同行。ついでにスージーもと、3人で鬼畜氏とっておきのマル秘の沢に行くことに… 私は午前中の釣果でお腹一杯~。満足したのでお土産用の岩魚を焼きながら、山菜採りでもしようとお留守番。

昼の休憩のひととき

炭を起こして岩魚をさばき、串に刺して竈の周りに並べる。後は放っておいても問題ないので、今晩の食材でも調達に行こうと洗い物を片付けていると、カラスが岩魚の並んだ竈へと近づいて来た。 カラスに完全にロックオンされてしまったようで、テントサイトから離れることが出来なくなってしまった・・・

釣り上げた岩魚を焼き枯らす
カラスにロックオンされたイワナ

予報では夜から雨予報だったが、早くも霧雨も降り出してきた。仕方なくタープを張ることにする。 出来る事なら、張らずに済ませたかった(巨大なので帰ってから干すのがひと仕事)のだが・・・ もうかれこれ使い始めて20年、ソロの時にも使っていたので幕営は一人でもお手の物。さっさとタープを張り、魚が焼き上がるのを待ってから、今晩の食材探しへ。

夕方のテントサイト

山歩きも兼ねて近くを散歩していると、雷鳴が鳴り出してきたので早々に退散。仕上げにキャンプ場のトイレ裏にうっそうと生えている蕗を少々頂いたら、今晩の晩飯の下ごしらえにかかる。 蕗の皮を剥いていると、釣り組が戻ってきた。鬼畜氏とっておきのマル秘ポイントの釣果は・・・ とりあえずボウズは免れたようだが、ボスは欲求不満の様子。K氏が25cm程の岩魚を一匹キープで終わったようだ。

手羽先を焼く
今晩は手羽先焼き

晩飯は、先ほど採ってきた蕗のキンピラにミズのワサビ醤油和えを酒の肴に、焼きたてアツアツの手羽先にしゃぶりつく。やはり、肉は美味~♪

実川の流れ

翌朝起きると、目の前の実川にはかなり濁りが入っていた。夜半に結構な雨音はしていたが、濁りが入る程の雨足ではなかったと思うのだが、上の方では結構降ったようだ。この濁りでは、今日は毛鉤は無理。といっても釣る気は無いが。 朝食を食べ終え、撤収作業をしていると青空が顔を見せて暑い日射しが差し込んで来た。 タープを乾かせる。ラッキー♪と思い、濡れたブルーシートなども日干しをしていると、再び雨が降り出し、乾かしていた物が元のもくあみ・・・

駒の湯の露天からの眺め
駒の湯の露天

雨に濡れたキャンプ道具を車に詰め込み、帰りに駒の湯で汗を流す。 相変わらず霧雨が降り続いているが、露天風呂には雨が似合います。湯船で深呼吸すると、雨に濡れた山の匂いが体に沁みわたります。やはり、檜枝岐は最高~♪

Menu



Top