テンカラ釣行レポート

– 2013/9/26- 檜枝岐村釣行

今年の渓流シーズンも残すところあと数日… 今シーズン最終の釣行も、七入オートキャンプ場へと行ってきました。

9月26日(木)

台風20号は…

2013年9月26日の天気図
台風のコースはそれましたが、一抹の不安が

先週末から台風20号の進路が気になっておりましたが、何とかコースが太平洋側に反れてくれました。 雨も渓を増水させる程は降らず、一安心。今回もボスが金曜日休みになったため、暇人の父さんとボスの二人は、ボスの夜勤明けの木曜日に七入へと発つことに…

待ち合わせの三郷駅
待ち合わせの三郷駅に着くと雨はやんでおりました

小雨の降る千葉から電車を乗り継いで集合場所の三郷駅に向かう。やはり日中は電車の方が移動が速い。改札を出て階段を下りると、ボスの乗った『白い彗星』が、ロータリーの高い歩道に乗り上げて待機していた。父さんの姿を捕捉するや否や、父さんの目の前に… 夜勤明けの仕事場からそのまま出てきたボスと運転を代わり、いざ七入へ出発♪

川口料金所付近での空模様
川口料金所付近で。前方には怪しい雲が…

外環から東北道に入るが、眼前には怪しい雲… 台風が接近して来ているから仕方が無いが、雨は降りそうにもないので一安心。東北道も順調に流れて、西那須野塩原ICで降りて「スーパーあさの」で生鮮食材の買い出しをしてから檜枝岐へ。 中山トンネルを越えて、伊南川の橋を渡ったら、檜枝岐まではあと一息。白い彗星の燃料ランプが点灯してしまった!

檜枝岐村のJAスタンドで給油
檜枝岐村のJAスタンドは、ガソリンが激安!

ボス曰く「ランプが点いても20km位は大丈夫!」と言ってはいるが、ここから檜枝岐のJAまで何キロ?冷や冷やしながらも、無事に檜枝岐のJAに到着しました。(後から距離を調べたら、約18kmでした) 山を越えれば台風の影響も少ないだろうと思っていましたが、予想に反して檜枝岐は雨降り…「今夜は管理棟に泊まろうか?」と思いつつキャンプ場へと車を走らせました。

あらら…

気温10度
16時の気温は10℃。さぶ~っ!

七入橋を渡って、管理棟に行くと車が数台管理棟の前に停まっていました。挨拶をしに行くと、キャンプ場の番人(?)佐藤さんが来ておりました。 8月の初めに来た時以来の再開です。今年は急遽、秋も応援に来てるとの事。今日は平日なのに管理棟に2グループ、小屋にもお客さんが入っている。誰も居なかったら…と目論んでいた管理棟への宿泊を諦め、テントサイトへと車を移動した。

七入オートキャンプ場
雨降り&寒さでビールも進まず…

弱い雨の降りしきる中、テントを設営する。キャンプサイトは先客ゼロ、またまた貸切となりました。設営を終えた16時過ぎ、一息つきながら夕マヅメの本流を叩くか悩む…前回オイシイ思いをしてるので、行こか行くまいか散々悩んだ末に、明日に賭ける事にする。 今晩の焚き火の薪の調達はどうするか?雨も降ってるので、今日の分は管理棟に行って薪を購入することにした。

オシロイシメジ
「今朝、キノコ採っちゃったよ」と、番人の佐藤さんに言われたが、とりあえず汁の具くらいは採れました♪

管理棟に行って薪を仕入に行くと、管理棟に泊まっていた釣りの方が岩魚を処理してたので、話を聞いてみると、「車でA沢とB沢の上の方に入ってみたけど、小型の岩魚しか出なかった」との事、もう一組の釣り人はC沢とD沢に入って、釣りとキノコ採りをしてきたようだ。釣果は不明。 テントに戻り、キャンプサイトに生えているキノコを今晩の食材に採る。小さなオシロイシメジがちらほら生えていたので収穫♪ 畑シメジは、残念ながら生えておりませんでした。

焚き火
焚き火に照らし出されるボスの姿

相変わらず雨がしやしやと降り続いてるので、タープの下で焚き火をする事に。 寒いので、ビールを2本飲んだら日本酒に手を出す。 酒はお盆前に静岡の従弟から頂いた「磯自慢」。 シェラカップに注いで、焚き火にあたりながらチビチビやっていると、雨天ということもあるが辺りは真っ暗に… お彼岸も過ぎて、日も短くなりました。 さてと、酔いが回らないうちに晩飯の支度にとりかかる事に。

トライポッドで鍋を吊るす
焚き火台での煮炊きにはトライポッドは必需品

今晩のメニューは、炊き込みご飯にレトルトおでん、あとは焼き鳥と大根のサラダ。 焚火でご飯を美味しく炊く火加減を忘れてしまわないように、今回も飯盒炊爨をする事にした。 お米と水の分量は嵩で同量より、ちょい多目に水を入れ、そこに釜飯の素+人参&ゴボウに、先ほど採ったオシロイシメジを投入。最後に具の追加分だけしょう油と日本酒を少々。あとは強火の焚き火にかけて吹きこぼれるのを待ちます。 待ってる間、おでんと千切り大根と焼き鳥缶をマヨネーズ&柚子胡椒で和えたサラダでチビチビ日本酒をやりながら焚き火にあたっていると、雨も止みました。炊きあがったご飯を食べて腹がふくれると、ボスも寝ていないせいか焚き火にあたりながら居眠り… 21時ですが今日はこのへんで、お開きにして明日の釣りに備えます。

9月27日(金)

だめだぁ~いつも通りに…

気温8度
今朝の気温は8℃

当たり前の事だが、早く寝ると早く目が覚めてしまいます。今朝も朝3時に目が覚めてしまいました…家にいるときならゴソゴソと起きだすのだが、まだ外は真っ暗!しばらく寝袋の中でうだうだしていると車の明かりがテントを照らし、近くでガサゴソしてる。 しばしウトウトしていたら、時計は5時。 まだ薄暗いがテントから出て活動開始。ボスも睡眠十分で始動~

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焚き火

この季節、焚き火は必須です。

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焚き火で調理

飯盒を焚き火にかけて味噌汁を作る

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おにぎりと味噌汁

今朝の朝食。釜飯おにぎり&キノコの味噌汁

お湯を沸かしてコーヒーを淹れ、焚き火を起こして暖をとる。トイレの方に車を停めて待機していたキャンパーが、私たちが起きたのを見計らってキャンプサイトに入ってきた。今日は金曜日なのに、けっこうキャンパーが多い。 昨日の残りのオシロイシメジと長ネギで味噌汁を作り、昨晩握っておいた炊き込みご飯のおにぎりで腹ごしらえ。

木々の色づき具合
キャンプ場の付近の紅葉も始まっている。

さて、今日は何処に入るか? 管理棟に宿泊した釣り人の方が、昨日はC沢・D沢・A沢上流・B沢上流に入ってるので、今回は鬼畜氏が好んで入っているE沢へと行ってみる事に。 管理棟で、番人佐藤さんから情報収集。「E沢は一昨日入ってるよ」と言われたが、とりあえず行ってみる事に。釣り支度を整えて、『白い彗星』に乗り込みE沢へと向かう。

初めて入る渓

落差のある流れ
段差があって、いかにも岩魚の渓だが

程なくE沢に到着。先行者の車も無し!良かったぁ~橋のたもとから、沢に入ろうと石組みの壁を降りた所で着地失敗。右ひじを思いっきり擦りむいてしまう。E沢の上流に入るのは初めて。先日鬼畜氏は水が涸れる所まで行って来たと言って、良型の岩魚をぶら下げて帰ってきたので、その上を目指してみる事に… ボスと交互に竿を出して遡行して行く。

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小さなイワナ

かけ上がりで出たチビ岩魚

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フライフィッシング

奥のポイントはフライのボスに任せる

入渓して1時間、やっとチビ岩魚が一匹。流れだしの筋から#17番のパラシュートに出た。奥のポイントを狙うには、場を荒らしてしまいそうなので、フライのボスにバトンタッチ。奥の岩影にフライを幾度も落とすが、反応なし。しばらく粘っていたが、スマホのGPSで現在位置を確認すると、1時間で300mも進んでいない事が判明!遡行ピッチを上げて前に進む。

チビイワナ
またもやチビ岩魚…

と思いきや、すぐに2匹目の岩魚がヒットするが、これもチビ岩魚… ピッチを上げようとするが、落差のあるいかにも岩魚が潜みそうなポイントが連続しており、なかなかペースが上がらない。岩魚の魚影もだんだんと見えるようになってきたが、後が続かず…今シーズンの檜枝岐はどうも良くない。

キープサイズのイワナ
ボスのフックにスレでヒットした岩魚

更に1時間程遡行して、やっとボスにも本日の初ヒット。落ち込みの岩の際にフライを流すと「ピョン」と岩魚が出たが、毛鉤に乗らない。流れの速い筋だったので、フライを追い切れないのか?3回目にフライに出たところで、やっとヒット。引きが良いので良型かと思いきや、スレ掛かり!何とか20cm位のキープサイズがやっと出てくれた。

チビイワナ
父さんにはこんなチビばかり!

その後は行けども行けども毛鉤に反応はないわ、魚影も見えないわで二俣に到着。そのままE沢を遡って行く。二俣を過ぎて、しばらく行くとやっと岩魚が毛鉤に出てくれた。これも可愛いいチビ岩魚…キープサイズがおりません!

秋晴れの空
今日は秋晴れの晴天!

しばらく行くと、最近になって流れが変わったのか?沢の流れが変わっており、元々水が流れてたと思われる川床が露出してる場所に来た。水は藪の中を流れている。 どうやら、ここが鬼畜氏が言っていた「水が涸れてる所」と推察し、藪をかき分け流れを遡ると元の流れに戻った。さて、「ここからが核心部」と、気を取り直して毛鉤を打つが、行けども行けども岩魚の気配はゼロ…ボスも疲れてしまったのか、姿が見えなくなってしまった。お昼も過ぎ、岩魚の姿も見えないのでここで終了。渓を下る事にした。E沢遡行行程2.2km、4時間半。帰りは40分程で、橋まで戻った。キャンプ場に戻ると、スマホに後発隊のスージーからの着信が入っていた。何回か連絡が来ているので、連絡を入れてみると、今回は不幸があり欠席との事。 昼食を食べ終えたら、夕マヅメの前にひとっ風呂浴びに燧の湯へ。夕方の本流タイムまで、しばしくつろぐ…

七入オートキャンプ場
彼岸も過ぎるとだいぶ日が短くなってきた。

温泉から戻ると、ボスは完全に飲んだくれモードに突入!3!の紙パックの日本酒を抱えて飲み始めてしまいました。今回は昼間からの酒は控えめにして、運動がてら釣りに行く事に… ウェーディングシューズを再び履いて、一人で七入駐車場の下からキャンプ場までを釣りあがる。目標3匹は、達成したもののチビ岩魚ばかり5匹、辛うじてキープサイズが1匹混じった貧果で初日は終了となりました。

焚き火

夜は焚き火にあたりながら、今晩の夕食はあったか鍋に! 最近気になってた味の素の『鍋キューブ』を釣行前に仕入れてみた。今日は濃厚白湯味で、鶏肉鍋を味わう。 一人前づつ個包装になっており、固形のブイヨンのような形態で常温保存が出来るのでキャンプ向きの鍋つゆですね~。 残り汁はメーカーさんおすすめのラーメンで〆ました。ん~食った食ったぁ、満足!

夜更けのテント

今夜は焼酎のお湯割りをチビチビ飲みながら、夜空を眺める。 今晩は星が綺麗です! 前回のようなヘマをしないように、今晩のお酒は控えめに…

9月28日(土)

愉しい面々隊との初対面♪

朝の七入オートキャンプ場
今朝の七入も快晴~

今朝は5時半に起床、二日目の朝を迎えました。 今日は後発部隊のコータが来る頃だが…「もう着いた?」とメールを入れると、岩槻付近で渋滞にハマっているとの事。この分だと到着は昼を過ぎそうな感じです。それと今日は、たかはしさん率いる愉しい面々隊も七入にやってくる日!トイレに行きたくなったので、トイレがてら管理棟の方へ歩いていくと、前方から袋をぶら下げたおじさんが二人歩いて来た。愉しい面々隊の「たかはしさん」と「ヨーダさん」でした。トイレを我慢していたので、挨拶はそこそこにまずはトイレへと急ぐ。

目立たず生えるハタケシメジ
昨日探した場所なのに…

用を足してすっきりして戻ってくると、早速キャンプ場内のキノコポイントに案内してくれた。 以前からたかはしさんには、「キノコをやりたいけど、師匠がいない」と話していたのを覚えて頂いてくれたようです。持っていたスーパーの袋の中には立派なオシロイシメジがどっさり!キャンプ場内でこれだけ採れたそうだ。まずは畑シメジの生えるポイントへ…って、そこは一昨日探したんですが、と言っているそばから、「確かこの辺に」と落ち葉をどけると、そこには畑シメジが! 周辺の落ち葉をどけるともう一株ありました~

オシロイシメジとハタケシメジとナラタケモドキ
上はオシロイシメジ、下は畑シメジ、右がモダシ

続いてヨーダさんが「もだし」もこの辺に生えてるぞ。とキャンプ場に生えている数本の木の根元をチェックしてもだしを数本ゲットして頂きました。 見た感じ、怪しいキノコなので知らない人は決して手を出さなそうな姿の「もだし」でした。ヨーダさんに、「もだしは渓流沿いの朽木にけっこう生えてるから、釣りがてら採れるよ」と教えて頂きました。

七入オートキャンプ場

ほんの10分程のキノコ狩り教室でしたが、最後に採ったオシロイシメジも分けて頂きました。「もだし」とは、ナラタケとナラタケモドキの別名で…とヨーダさんは教えてくれましたが、言葉では頭にインプットできそうにもないので、それじゃあ、「採ってきたキノコを見てあげるから持ってきな」と管理棟へと戻っていきました。

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採りたてのキノコ

石づきを取って綺麗に洗ったキノコ

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お湯に採ったキノコを入れる

焚き火にかけた沸騰したお湯に投入

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焚き火で餅を焼く

今朝の炭水化物は焼きもちに

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出来上がったキノコ汁

キノコ汁の完成!

朝食に、さっそく先ほど頂いたキノコを調理して食べてみる事に!畑シメジとオシロイシメジ(管理人さんは「シロ」と呼んでいた)は何度か食べた事がありますが、もだしは初めて♪やはりキノコと言えば、キノコ汁!焚き火に鍋をかけて、洗ったキノコを投入。きっとキノコから出汁が出るから、しょう油と日本酒のみで味付け。焚き火でお餅を焼きながら、キノコが煮えるのを待ちわびます。

器によそったキノコ汁

出来上がったキノコ汁をコッフェルによそって、汁をひと口。 ん~っ、おいしい~♪ 中でも、もだしが最高に美味しい! ボスと二人でおかわりをして、あっという間にキノコ汁は空っぽになってしまいました。

キャンプ風景

腹も満たされたので、「さぁボス、今日は何処へ行きましょうか?」と声を掛けると、「どっしよ~かな~」10年前のボスは、寝る事を忘れて釣りに没頭していた(鬼畜氏談)のに、ここ数年七入に来ると『釣り』<『酒』になっている。のんびりと川の音を聴きながら酒を飲む時間がだんだん増えてきている。「気が向いたら、ちょこっと硫黄沢でも行ってみる」との事だったので、私はN沢へ行ってみる事に…

七入オートキャンプ場

コータが到着するのが昼過ぎなので、それまでには戻って来なければ…。 管理棟の前を通ると、番人佐藤さんに「キノコばかり見てよそ見しないようにね」と核心を突かれ、N沢へと向かう。 渓に入りしばらく釣り遡って行くと、濡れた足跡を発見する。先行者が入っているようだ…

倒木に生えたナラタケモドキ
渓に横たわる苔むした倒木にモダシが生えていた

小さな藪沢での先行者有りの釣りはほぼ絶望的だが、禁漁前の最後の週末、今から場所を変えてもどこも一緒と思い、メインをキノコにして渓を遡って行く。 程なく渓に横たわっている倒木にキノコ発見! やったぁ、これはさっき教えてもらった「もだし」。早速、竿を置いてキノコを収穫~

チビイワナ
結局今回はこんなサイズの岩魚ばかり…

諦めていた釣りの方も、チビ岩魚だったが流れの中から元気にアタックしてきた。 釣りの方も竿抜けのポイントに的を絞り釣り上がって行くが、そこからは反応は全くなし… そしてキノコも発見出来ずに滝の直前まで来てしまった。 ふと前を見ると、釣り人を発見。先行者の人だった。

滝
眼前にそびえる滝

近づいて行って挨拶をすると、「入ったのが解るように、足跡いっぱい付けておいたのに」と言われたが、それを承知でキノコ狩りがてら滝を観に来たと話した。先行者の方の釣果も辛うじてキープサイズが3匹。エサは川虫との事。 もう30年程前から檜枝岐に釣りに来てるそうで、「昔はビクに2杯くらいは釣れたけどね」と、昔の檜枝岐の話をしてくれました。

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キノコ

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キノコ

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キノコ<

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キノコ

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キノコ

竿をたたんで、ここからはキノコを探しながらあっちをキョロキョロ、こっちをキョロキョロと渓を下りながらキノコ探し。 怪しげなキノコもとりあえず採ってみる事に。生えてるところの写真を撮りながら降りてくる。 途中、ふと何かが足りない事に気付く…あれっ、釣り竿どうしたっけ???記憶を辿って、竿を手放すような場面を思い返す。そうだ、さっきの白いキノコの場所だ!幸いにも、キノコを採った場所はしっかり記憶していたので、すぐに竿は見つかりホッと胸をなでおろす。 ふと、さっき佐藤さんに言われた言葉を思い出しました。なけなしの小遣いで、やっと買った高価な竿を渓の藻屑にせずにすみました…

コータ参上

コータ5年ぶりに七入に

キャンプ場にお昼前に戻ると、コータはすでに到着しておりました。 ボスも居るということは、ずっと飲んでたのかな? いつもの硫黄沢に行ってみたようだが、相変わらずの釣り人ラッシュで「すぐさま引き返してきた」との事、 硫黄沢ラッシュはいつまで続くのか?

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キノコ

今朝頂いたオシロイシメジとモダシ?(未確認)

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キノコを炒める

ニンニク・唐辛子・キノコを入れて炒める

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キノコスパゲティ

茹で上がったパスタを和えれば完成♪

「コータ、腹減ってるべ?美味しい物作ってやるよ♪」と、先ほど渓で採ってきたキノコを袋から取り出し…まだヨーダさんに鑑定してもらってない!!キノコを使って、キノコスパゲティーを作る事に♪ボスは危険を察知してか、「腹減ってないから俺はいいや…」 オリーブオイルでニンニク・唐辛子を炒めて香りを出したら、朝頂いた「オシロイシメジ」と「もだし(未確認)」を入れ、火が通ったらコンソメと塩で味を調え、茹で上がったパスタを和えて、きのこのペペロンチーニの完成!

テンカラ釣り
強風の向かい風にもめげず、竿を振るコータ

腹ごしらえもすませたら、コータと二人本流に入ってみる事に… ちょっとでもアップダウンがあると、「山本さんにとんでもない所に連れて行かれた」と言いふらされてしまうので、釣果は二の次。とりあえず、釣りにきた気分を味わってもらう。 昨日の夕方は、キャンプ場までで、5匹釣れたよ。と話したらヤル気満々になったコータですが、いかんせん川上からの風が強くテンカラにはこの上ない悪条件。前回5年前に来た時は、ビギナーズラックで岩魚を釣り上げる事が出来ましたが… 昨晩から一睡もしてないコータ、あまりの渋さに早々にギブアップ! 残念ながら、坊主で終了となりました。

ドラム缶囲炉裏で魚を焼く
釣ってきた岩魚を焼き枯らしているヨーダさん

午後4時、陽は高いが夕食の準備に取り掛かる。今晩は、たかはしさんにお呼ばれされて、管理棟で一緒に飲む事になっております。手土産にはダッチオーブンで作るトリモモ肉のビール煮♪を持って行くことに。まずは薪集めへと、管理棟の前を通りかかると面々隊のヨーダさんが沢山の岩魚を焼いている。何処へ入ったのだろう?まずまずの収獲のようだ。「塩付けてないけど、食うか?」の言葉にボスが反応。一串頂いてパクリ♪

鶏モモ肉のビール煮

薪を拾ってテントに戻り、火を焚いてダッチオーブンをかけて料理を開始。 トリモモの表面を焼き、玉ねぎ・セロリ・ニンニクを炒めた物をダッチオーブンに投入。そこに缶ビールを2本注いで、パプリカ・塩・コショウで味を調えて煮る事1時間。 鶏モモ肉のビール煮の完成です。

たかはしさんとの出会いは…

高橋隊長と記念撮影
左から、ボス・コータ・たかはしさん・父さん

作った料理を持って管理棟におじゃますると 面々隊のメンバーも厨房で料理作りの真っ最中。 とりあえず料理の手を止めて、まずは乾杯♪ 面々隊のたかはしさんとは、フェイスブックで2年程前に知り合いビデオ電話では頻繁にやり取りしておりましたが、実際に会うのは今日が初めて♪ 愉しい面々隊のメンバーに、番人佐藤さんも加わり、我がへなちょこ釣りクラブの総勢9名の交流会の始まり~

山の幸file 1/6

ナメコの煮つけ

なめこの煮付け

山の幸file 2/6

キノコ鍋

オシロイシメジの入った鍋

山の幸file 3/6

ナラタケモドキのおろし和え

もだしのおろし和え

山の幸file 4/6

イワナの卵の醤油漬け

岩魚の卵の醤油漬け

山の幸file 5/6

焼き枯らしたイワナ

コータには、特別に焼き岩魚♪

山の幸file 6/6

鹿肉の刺身

シカ肉の刺身♪父さんはニンニク醤油派

たかはしさんが厨房に戻ると、山の幸が出てくる出てくる… 釣りをしてたら偶然見つけたナメコの煮付け、釣った岩魚の卵の醤油漬け、もだしのおろし和えにオシロイシメジの汁♪旬の山の味覚は、どれも逸品~! 「オシロイシメジは食いすぎるなよ~酔っぱらうからな~!」酒飲んでりゃ関係ないか?と、たかはしさん 美味しい肴に、お酒がすすみます。

イワナにかぶりつく
準備している間爆睡してたコータは元気一杯

本日坊主だったコータ、横に置いてある焼き枯らしてある岩魚を見て、「食べたいっ!」とヨーダさんにおねだり…冷えてしまったので、わざわざ温めて出してくれました。 尾っぽから丸かじりする見事な食いっぷり!岩魚も食べられて本望です♪(きっと)

鹿刺しを頂く
ごま油でやってみな!

続いてシカ肉の刺身も出て来ました♪ にんにく醤油をつけてパクリ。臭みもなくて美味! 「ゴマ油で食べても美味しいぞ」と言われ、「では」とさっそくボスが手を伸ばす。 父さんもちょっと味見と、ゴマ油をつけて食べてみる。うん、これはこれでアリだけど、「私はニンニク醤油派だな~」

愉しい面々隊と

豪華山の幸&七入の昔話を肴に、お酒もクイクイ進んでしまいます。 来シーズンはヨーダさんに、我が釣りクラブの特別顧問になって頂ける事になり(?)来シーズンが楽しみです。 そして明日の朝は、たかはしさんにキノコ狩りのレクチャーを受ける事になりました。

暗闇に浮かび上がる管理棟の灯り

今シーズン最後の七入キャンプ場の夜。 愉しい時間もあっという間で、気が付けば22時をまわっておりました…

9月29日(日)

寝坊した~

七入オートキャンプ場の朝
今朝の気温、6℃

今朝は6時にたかはしさんと管理棟前で待ち合わせの約束をしたが、昨日は飲みすぎて目が覚めたのが5時半を回ってた! 急いで朝食の準備をしつつ、コータを叩き起こし たかはしさんに遅刻の連絡をする…

味噌汁
今朝は長ネギともだしの味噌汁にしてみた

朝飯を食べないと途中でシャリバテするのは目に見えてる。 コータが持ってきたおにぎりと、お餅を味噌汁に入れて、エネルギー充填完了~ 20分程遅刻で集合場所の管理棟へ

準備を整え、4人でいざキノコ狩りへ出発~ 国立公園内は動植物の採取は禁止なので、ちょっと外れた山へ足を運ぶ。 ところで、なぜ岩魚はOKなのでしょうね???

ニガクリタケ
ニガクリタケでした。残念ながら食べられません。

急斜面の山肌を、4人で一定の間隔を開け、目を皿のようにして上がって行く。 キノコは木の根元や、朽木に生えているそうなので、そういう場所を重点的にチェックしながら登って行く。と! 朽木に群がるように生えるキノコ発見~!師匠も知らないキノコだったので、とりあえず収獲。大漁です♪

ヤマブシタケ
奇妙な形…ヤマブシ茸。

急斜面を枝につかまりながら、時折生えているモダシを採りながら登って行くと… 木の幹に、奇妙な物体を発見!どこかで見た事があるが… 師匠を呼んで見てもらうと、ヤマブシ茸との事。 おぉ、そういえばスーパーで見たんだ… それではと、木から引きはがそうとするが取れない!師匠がすかさずマタギナイフを取り出し木から切り離す。キノコ狩りにはナイフが必要なのね…

香茸
最後の最後に見つけた!獅子茸~

あまりの急斜面に、日頃運動不足のコータがギブアップ宣言!残念ながら、師匠のお目当てのマイタケは見つからずじまい… じゃあ、最後にここの斜面だけ見て帰ろうと、探していると黒いキノコ発見。毒キノコかぃ?? 下にいた師匠を呼んで来てもらうと、「おぉ~、それシシ茸、獅子茸!!」と斜面を駆け上がって来て嬉しそうに収獲しておりました。

採ってきたキノコ
本日のメインの収獲。

2時間程の朝の散歩を終えると汗だく。 管理棟に戻ると師匠はベンチに腰掛け、水場に冷やしてあった缶ビールをプシュッと開ける。「山本さんも飲るか?」と言われ、ふと以前師匠が「ひと汗かいた後にここで飲むビールは最高!」と言っていたのを思い出す。 ボスの顔を横目でチラリと見て「いただきま~す」と、プシュッと開けてクイ~ッと飲む。 「ん~っ、幸せ~ぇ」

七入オートキャンプ場
キャンプ撤収完了。あとは帰るのみ…

ベンチでビールを飲んでいたら、すっかりくつろいでしまい、撤収の事をすっかり忘れておりました。 気が付けば、コータとボスはテント戻り撤収準備に取り掛かっておりました。 急いで戻り、撤収完了! たかはしさん達と「また来年!」とあいさつをし、キャンプ場を後にしました。

雲一つない秋晴れ
雲一つない、南会津の青空

駒の湯に寄り、かいた汗を流してさっぱりし、檜枝岐を後にしました…

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