テンカラ釣行レポート

-2014/04/26-東大芦川釣行

2014シーズンスタート♪

コンビニ

今シーズンの渓流釣りも解禁を迎えて、はやひと月。水温の低い早期の毛鉤釣りは、貧果に終わる事が多いので、毎年始動はGWを迎える頃に行っております。

雪国への釣行は、雪シロのおさまる5月中旬以降。ということで、今年もシーズン初めは毎年栃木県の大芦川へと行ってまいりました。

今回の釣行はK氏が腰痛の為、欠席。「腰痛」とは言っているものの、「息子を連れてバス釣りに行ってきま~す」とのメッセージが…

ブルーシートを敷く

4月25日(金)21:00、ボスと荷物を積んでいると、仕事を終えたスージーが到着。今回は高速代を浮かせる為に、大芦まで下道で行くことに… 安孫子から利根川を渡り、R294で真岡、そこから壬生経由で鹿沼へと向かう。夜は信号にもあまりつかまらずに、3時間ちょっとで鹿沼に到着し、いつものコンビニで入漁券を仕入れて1:00前に東大芦川のいつもの場所に到着。

今日は気温も高く、星空の下でビールを飲んでも快適な気温。とは言っても、吐く息はほのかに白い。

朝のテント内

到着して1時間程ブルーシートの上でビールを飲んで、午前2時半就寝。

7:30スージーがテントから這い出す音で目が覚める。スージーより遅く起きるなんて、初めて…若干寝不足気味だが、一緒にテントから這い出す。

昨日「忘れた!」と言って、途中のコンビニで買っていたiPhon用の充電用のコネクタ、ダウンのポケットをガサガサあさっていると出てきた~とニンマリ顔のスージー。また一つ、無駄な買い物をしてしまったようです。

大芦の朝

おのおの…

大芦東沢沿いの道

コーヒーを淹れて、奥さんに握ってもらったおにぎりを頬張り、釣り支度を開始。午前中は3人おのおの渓に入る事にした。スージーは下流に下ってダム中止記念碑の所から、ボスは目の前から入渓。それでは私は少し歩いて堰堤上から入る事にする。

車を停めたところから、少し歩き民家を過ぎた杉林の踏み跡をたどり堰堤上部へと降りる。今日は上がってくる車が少なかったので、杉林の所にも車は停まっていない。とりあえず一安心でラインを竿に結び、まずはこの季節定番の#14の逆さ毛鉤を結ぶ。

小さなヤマメ
綺麗な山女魚。写真を撮ってリリース…

堰堤上のザラ瀬に毛鉤を流すと、「ピシャッ」と山女魚が出たが乗らない。今日は晴天で気温も高いので、グリズリーのパラシュート#15に毛鉤を変えて、ポイントというポイントを縦断爆撃!

程なく流心の流れで「ピチャ」と毛鉤に出たので合わせると、綺麗なチビ山女魚が釣れました♪ 10cmにも満たないチビでしたが、パーマークの綺麗な山女魚にニンマリ… 今日は陽気も良いのでドライでいけるぞ~

2014_04_26大芦釣行

川の流れが岩壁にぶつかって直角に流れを変えるポイント。以前はもっと深かったが、土砂で埋まってかなり浅くなってきている。流れに毛鉤を乗せて岩壁ぎわを流すと、エゴから黒い影が浮かんできて♯15のパラシュートをパクリと咥えて反転。 ゆっくりと合わせると、なかなかの手ごたえが伝わってきた。ラインをたぐって取り込むと、勇ましい顔つきの山女魚。まだ盛期に入っていないのか?色が黒ずんでおり、痩せ気味の魚体でした。

2014_04_26大芦釣行1

午前中はこの先にある滝の通らずまで釣って終わりにするので、ポイントというポイントに毛鉤を流してじっくりと探るが、流心から出てくるのは小さな山女魚ばかり… 目測で20cm以下はリリース。浅瀬で走る魚影も小型ばかりで、良型の魚影が確認できない。 昔(15年位前)は、渕で悠遊と泳ぐ山女魚を結構見かけたのだが、渕が土砂で埋まってしまいポイントが減ってしまったのが原因か、大きな山女魚を見る事が最近は減ってしまったように感じる。

2014_04_26大芦釣行2

しばらく行くと、細い流れが流れ込む深場のポイントを発見。 ここも流れの筋に毛鉤を落として流れに任せて流してみる。 流れが岩壁に当たり、毛鉤も岩壁にへばりついたと思ったら、ふと毛鉤が消えた。合わせると底の方で魚が反転するのが見えた。こいつもなかなかの手ごたえ。

手元にたぐり寄せると、まぁまぁの型の少し黒ずんだ山女魚でした。やはり良型の山女魚は、まだ深場の流れの緩やかな所に付いているようです。

2014_04_26大芦釣行3

通らずになっている滝の開きで、20cm程の山女魚がヒット。奥の滝壺に潜む大物を狙ってみるが、残念ながら姿を見せてはくれなかった。 堰堤から通らずまで1kmちょっと位の距離を2時間程かけて探って、リリースサイズを含めて7匹の釣果。 とりあえず、テン場に引き返す。

気持ちいい陽気♪

葉巻で一服

お昼ちょっと前にテン場に戻ると、まだ誰も戻って来ていなかった。日なたにいると少し暑く感じる位で、ビール日和♪ イスを出して、葉巻で一服しながらプシュ~ッと一杯。川の流れを見ながら、少し汗ばむ陽気でビールが進んでしまいます。 しばらくくつろいでいると、ボスも帰還。出る時は「ちょっとだけ釣って、あとは一杯やってようかな~」と言っていたのだが… 結構おいしい思いをしてきたのかな? 釣果を聞いてみると、リリースサイズはかなり出たようだ。キープサイズが1匹ヒットしたようだが、バラシてしまったとの事。

東大芦沢

スージーは「戻ってくるのが遅くなるかもしれません」と言い残して出発したので、今回はやる気満々のようだ。 スージーの事は気にしない事にするとして、あまりの天気の良さに、ビールが進んで仕方がありません。かなり酔いが回ってきた頃、スージーも帰還。リリースサイズの山女魚がたくさんヒットしたようで、満足気でした。 皆戻ってきたので昼飯を食べたら… 睡魔が襲ってきたので、ちょっと昼寝~

またやっちまった!

焚き火

いいこんころもちで昼寝をして… ふと目を覚ますと、テントの中は薄暗くなっており、時計を見ると午後6時!歳とともに体の衰えを実感してしまいます… 午後の釣りを棒に振ってしまいました! ボスとスージーは釣りに行ったのかと思えば、スージーも隣で寝袋にもぐってお昼寝中。 テントを出ると、ボスも椅子に腰掛けたそがれておりました。

料理-その3- キャベツとコンビーフのクミン鍋
キャベツとコンビーフのクミン鍋~
料理-その2- 焼きソラマメ
衝動買いしたソラマメで焼そら豆~
料理-その1- 焼きシイタケ
焼しいたけ、醤油を忘れた~

夕マヅメを狙うでもなく、晩の宴の準備にとりかかる。今日はシンプルに七輪で焼き物&あったか鍋もの。準備をしている間に、ボスとスージーが焚き火用の薪を調達しに出掛ける。 今晩のメニューは、スージーの大嫌いなシイタケを七輪で焼いた焼しいたけと鞘付きのままのソラマメをアルミホイルに包んで焚き火に放り込んで作った焼きソラマメをつまみつつ、ビールで乾杯♪ そして前回も好評だった豚キムチ炒めをつまみつつ、今晩のメインは山めし礼讃を参考に、キャベツとコンビーフのクミン鍋を作ってみました。

料理を作る

キャベツとコンビーフを取り出すと、スージーがボソッと一言「もしかして、キャベツにコンビーフを詰めた料理ですか?どうやら以前にとてつもなく激マズの料理を食べさせられたらしい… 鍋にお湯を沸かしてキャベツとコンビーフをぶち込んで、コンソメと塩で味を調えて、クミンを入れたら完成~ レシピをうろ覚えで作ったので、作り方は違いましたがコンビーフから良い出汁が出て、中々の美味でしたが物には限度というものがありまして… 〆に早ゆでマカロニを投入して、2杯、3杯と食べているうちに、だんだんと飽きてきてしまいました。 ちなみに、正式な作り方はこちらです。⇒コンビーフとキャベツのクミン鍋

焚き火にあたる

夜が更けると、暖かな昼間とはうって変って冷えて来ます。今日はたっぷり昼寝したので、元気一杯。焚き火にあたって暖を取りながら、酒をチビチビ飲んで夜の焚き火を楽しみました♪

一夜明け、テントを撤収して下流に降りてくると… いつもの事ですが、大芦川はGWの特別放流で釣り堀状態。何が楽しくてそんなに密集して釣りをしているのか? そんな釣り人達を横目に見て、少し早めの岐路につきました…

釣り人でにぎわう大芦川

今回の当たり毛鉤
グリズリーパラシュート♯15 グリズリーパラシュート

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