キャンプレポート
– 2010/7/31~8/6 – 七入オートキャンプ場6泊7日キャンプレポート
毎年恒例行事になっている父さんの夏休みを利用した1週間キャンプですが、今年も最初の土日は釣り仲間が合流する事となりました。 という事で、金曜日の夜仕事を終えて即出発の予定で仕事を片付けていたのですが、午後になってから体が重い…夕方になると体がだるい…3日程前からひいていた夏風邪が一気に悪化! この体調では、300kmのドライブは危険と判断し、翌朝出発で合流する旨を仲間に連絡。帰宅して布団に潜り込んで翌日にそなえた。
2010年7月31日(土)
- 普段から、だいたいこんな感じに設営しています。
熱でまともに眠れないまま3時半起床。念のため体温計を脇の下に30秒ほど当ててみると、8度5分・・・。これ以上計るのはやめよう。 同じ寝込むなら涼しい方が良いと、体に鞭を入れ車に荷物を積み込み、家族を起こして車に乗せ午前4時、檜枝岐に出発。
さすがに寝不足と疲れと熱で、車の運転がつらい。東北道に入ってから、母さんに運転を交代してもらう。普段は絶対車の運転を嫌がる母さんだが、私の体調を心配してなのか、すんなり交代してくれた。私は後ろの座席でぐったり。
- 硫黄沢の堰堤下で黒鵜氏が出した化け物?38cmの岩魚
午前9時、檜枝岐の 七入オートキャンプ場に無事到着。先行の黒鵜・鬼畜氏は釣り支度を始めていたが、設営を手伝ってくれ無事設営完了。ビールで乾杯し、私はそのまま寝袋に潜り込んだ。
- ここ数回の釣行で不発続きの黒鵜氏がやりました!しかし、これだけの大物を仕留めてもこの冷静さ・・・
午後2時過ぎ、鬼畜氏の「化け物が釣れましたよ」の声で目が覚める。テントから顔を出して見てみると、コンビニ袋の中に巨大な魚の陰が見えた。袋の上から胴周りを掴んでみると、ふ・太い。『40オーバーしてる?』と聞くと、38cmとのこと。話をよくよく聞いてみると、釣ったのは黒鵜氏で、硫黄沢の堰堤下で出たとの事。今晩は、岩魚の刺身で乾杯だ!二人は一息ついたあと、今度は本流を攻めに行った。私はそのまま寝袋の中で体力の回復を待つ。
夕方、黒鵜氏が川から上がってきたので、まずは本日の獲物と一緒に記念撮影!いやぁ、それにしてもデカイ。まるで、釣り堀で釣ったような丸々としたいでたちだ。しかし、ヒレはピンピンのネイティブだ。
記念撮影を終え、岩魚の調理に取り掛かる。30cmクラスが釣れたらやはり刺身でしょう。 ※但し、寄生虫の問題もあるので、生活排水の流れ込んでいない川で釣れた物に限ります。 まずは、内臓・エラを取り除き、血合いをきれいに取り除きます。それから皮を剥き、3枚おろしにすればあとは、程良い大きさに切って完成。口で言うのは簡単ですが、一番の難関は、皮を剥く際の、皮のヌメリとの格闘です。 詳しくは岩魚の刺身の作り方参照。
- 左が今回黒鵜氏が釣りあげた38cm。右が昨年私が釣りあげた34cm。下のまな板の幅が丁度30cmです。やはり4cmの差はデカイ!
- ものの5分で、お刺身に変身・・・
出来上がった刺身で二人で一杯やっていると、先ほどまで、テント前の川でフライロッドを振っていた鬼畜氏が帰還。6時を回っているので、そろそろ晩飯の支度にとりかかる。今日のメニューは、鉄板焼き。 焚き火台に炭を起こし、火が起きるのを待ちつつちびりちびりと飲む。野菜・肉・焼きそばと、一通り焼き、子供達の腹を満たした後は、明日の朝食作りに取り掛かる。母さんが、炊事場へ行きペッタンペッタンとパン生地作りをしている間に、私は黒鵜・鬼畜氏とチビチビやりながら、焚き火台に炭を大量に追加。この後のパン焼きの準備に入る。
- 夜が更けて来ると急激に気温が下がり、生地の発酵が遅くなる。ランタンの明かりに当てて発酵を促す
今晩焼くパンは、クルミレーズンパン。生地の中に、クルミとレーズンを練り込んで焼く。キャンプでのパン作りで一番苦労するのが、パンの発酵具合を見ながら、オーブンを温める事だ。これまでオーブンの加熱が間に合わなくて、生地が発酵しすぎたり、はたまた、発酵が遅れて熱源の炭が燃え尽きてしまったりと、よく大喧嘩する場面が多々あった。二人とも、だいぶコツが掴めてきたのでこのところは平穏なパン焼きになっています。
作り方はキャンプ料理>クルミレーズンパンにアップしました。
- 火の勢いが丁度ピークを迎えている。この後パン焼きを2ラウンド行わなければならないが、火が持つか・・・
さて、パン生地の発酵も進んできたようなので、ぼちぼちオーブンを加熱する。雨の心配が無ければ直火でやるのだが、七入の天気は不安定で、満点の星空でない限りいつ雨が降るかわかったものではないので、タ-プの下で焚き火台をセットしてオーブンを火に掛ける。今回は、12インチディープキャンプを持って来た。パンを焼くには少し深すぎて、パンの上部になかなか焼き色が付かないので、上火はかなり強火にしている。出来れば普通の深さのも欲しいのだが、あれもこれもと揃えているわけにはいかないので、あるものを工夫して使うしかないと思っている。
- 1回に焼ける個数は生地の大きさにもよるが、7~10個が限界
生地の発酵も進んだので、焼きに入る。焼いている間にまだ膨らむので、両脇を少し開けてオーブンに並べて行く。並べ終えたら蓋をして10分程度焼きます、火加減にもよりますが、こんがりキツネ色になれば出来上がりです。無事2回の焼きを済ませ、本日の父さんの任務完了!お酒も程々に、黒鵜・鬼畜氏を置いて早めの就寝。
- 丁度良い焼き加減で出来上がり
- 今朝、熱が8度5分あった人間でしょうか?
2010年8月1日(日)
- 朝食は、昨晩焼いた自家製パン
2日目の朝が明けました。朝食は、昨晩焼いたクルミレーズンパンと、スープ。 朝食を摂りのんびりしていると、黒鵜・鬼畜氏の撤収の時間となってしまいました。やはり、1泊だとあっという間に終わってしまいます。テントを片付け、ジムニーに荷物を積み込み出発の準備が整ったので、お見送りも兼ねて、温泉に入りに駒の湯へみんなで行きました。午前中の温泉は、人がほとんどいなくて貸し切り状態で最高!湯船に首まで浸かったところ、『げっ!呼吸が出来ない!!』仕方ないので浅目につかり、程良く温まりました。風呂から上がって、二人をお見送りし、キャンプ場に戻りました。
キャンプ場に戻った途端、熱っぽさとだるさが体に襲いかかりダウン!本日も療養生活が続きます。今日は日曜日なので、明日、村の診療所に行く事にし、テントの中で横になっていました。
- ちょっと味が薄かった?。しかし体調不良の父さんの体にこの特盛りはちょっときつかった。
昼頃まで寝ていたら、少しは元気が出てきたのでお昼ごはんは『パエリア』を作ることにしました。 詳しい作り方はキャンプ料理>パエリアにアップしてあります。
- 子供達も一緒に採ってくるので、採った後の選別が一仕事。半分近くは葉が開きすぎていてボツ!
午後、やけに子供達が静かだなと思っていたら、みんなでワラビ採りに行っていたようだ。今の時期でも、よ~く探してみると葉の開ききったワラビの傍らに出たてのワラビを見つける事が出来る。重曹でアク抜きして明日の朝食の一品にする予定。
今晩の献立はカレーライスなので、本日の父さんの出番は終了。 時間をもてあましているので、キャンプで使えるロープワークのご紹介
プルージック結び
ほとんどのキャンパーが持っているランタン・食器の水切り用の網ですが、大体の方は、ランタンはランタンスタンド、もしくはポールに引っ掛けるホルダーを使っていたり、食器の水切りカゴは、タープのポールの先端に引っ掛けて使っています。
私は、この手の物の設置には、タ-プのポールにプルージック結びでロープスリングをセットし、そこにランタンや、食器の水切りカゴをセットします。
プルージック結びは、荷重を掛けると結んである物に食い込み、抜重すると自由にスライドする結び方で、主に登山等でザイルにセットして使用する結び方です。
- 長さ180cm・直径5mm程のロープで作ったロープスリング(輪状に結んだロープ)を用意。
-
ポールにスリングを1回まわす。
- 更にもう一周まわす。ポールの太さと、ロープの太さの差があまりない場合は利きが甘くなるので巻きつける回数を増やして下さい。
- 左手のロープを離し、右手のロープを引っ張るとこのようになります。下に引っ張ってもずり落ちません。ここにランタンなどを結びセットします。
2010年8月2日(月)
- うちの子供はなぜこんなにワラビが好きなのだろうか?不思議だ・・・
- 重曹でゆでて、一晩置いたワラビ
昨日採ったワラビのアク抜きも完了し、一昨日焼いたパンと、昨日の残りのカレーで朝食。
朝食を食べ、診療所の始まる時間になったので、行ってみる。本村に入り、燧の湯を過ぎて民宿かどやと民宿奥尾瀬の間の路地を右に入り、橋を渡ってすぐ左に曲がった奥に診療所がある。
- キャンプ場から降りてきて、この横断歩道のところの路地を入る
- 橋を渡ったら、すぐ左に曲がって川沿いを進む
- すぐに公民館っぽい建物がある。ここの建物の1階が診療所になっている
診療所に入ってみると、患者はおじいちゃんが一人いるきり。受付を済ませ、体温を測ると7度1分。5分程待っていると、すぐに呼ばれた。お医者さんに『いつから悪いの?』と聞かれ、金曜の夜からですと答え、月曜まで待ってここに来た事を言うと、『ここは土日もやってるんだよ』の一言。
結局、気管支炎になっているので、出す薬を飲んで治らなければレントゲンを撮りますとの事で、薬をもらってキャンプ場に戻った。
キャンプ場に戻り、診療所でもらった薬を飲み、テントで横になる。
昼食後も、テントでゴロゴロし体調の回復に努める。毎年ここにキャンプに来て、山登りをしている。去年は会津駒、一昨年は尾瀬に行っており、今年は燧ケ岳に登る予定でいる。しかし今の体調では無理なので、ここはじっとがまんの子。子供達は、ここにさえ連れてくれば、虫捕り・水遊びetc.が出来、勝手に遊んでいるので父さんが相手をしなくても問題はない。
夕方になり、父さんの出番がやって来た。テントから出ると、またまた大量のワラビが・・・まぁ、好きだねぇ。これは、今晩アク抜きして、明日のメニューに使うこととして、今晩のメニューはピザ。
- 二人ともしっかりとお手伝いが出来るようになってきた。結構な距離を引っ張っている。
- 子供達は、焚き木を引っ張って運ぶのが楽しいらしい、二人とも喜んで引っ張る
まずは、子供達を引き連れて焚き木拾いに出掛ける。キャンプ場内・河原の木はほぼ取りつくされていて、ほとんど見つからないので、ちょっと足を伸ばして山の中へ・・・。森の中の枯れ木は、表面は濡れているが、中は乾燥している物があるので、持ってみて軽い物を集める。集め終わったら紐でくくって、子供達に運ばせる。こういう時も、ロープスリングは重宝する。
- 灰がかぶるのが難だが、焚き火のそばに置くのが一番発酵が早い
父さん達が焚き木集めをしている間に、母さんが明日の朝食用のパンを作っていた。今日焼くパンは、ウィンナーロール。ウィンナーに粒マスタードを塗り、そこに細く伸ばしたパン生地をくるくる巻いた物で、山本家の好評メニューだ。
- 30分程で、程良く発酵が進んだ
急いで拾って来た薪で火を起こし、パンを焼く準備を進める。発酵待ちのパンを、焚き火のすぐ脇に置いて発酵を促す、30分程で、丁度良い感じになった。
- チーズは、ダッチオーブンに入れた後に乗せないと、入れる際にチーズがこぼれてしまうので注意!
朝食用のパンを焼き終えたら、今度はピザを焼く。まずは丸く伸ばしたピザ生地(パン生地)をダッチオーブンに入れ、片面を3分程度焼き、取り出します。焼いた面側に、ピザソースを塗り、具材をトッピングし、オーブンに入れたらチーズを乗せ、10分程度焼きます。
- 10分程焼くと、ごらんの通り。
今回は、オーブンの温度が低めだったので、ピザ生地がパンのようになってしまい、ピザパンとなってしまいました。が味は変わらずグッド!熱いうちに、タバスコを振りかけて食べるのがベスト。あまり熱々のを食べると、口の中をやけどしますのでご注意を!!
- 熱々のうちに食べましょう
2010年8月3日(火)
今日は朝から天気が良く、子供達も早々に川で水遊びを開始。二人とも金槌なので浅瀬で水遊び。そこで、父さんがだんだん深い所へ誘導。最後は温泉あがりのジュースを餌に、向こう岸まで渡らせた。帰りは一番深い場所を通らせたかったが、二人そろっていじけてしまい、やむなく来た道を戻らせた。とりあえず対岸に渡る事が出来たので、それで良しとしよう。
- ここまでは、そんなに深くはなかったので二人ともすんなり渡った。
- 二人の背丈からしても、腰までの深さは無いはずなのだが、二人とも躊躇してなかなか進まず・・・やっとお姉ちゃんが対岸に到着。
- 対岸から、今度は一番深い場所を渡らせようとしたが、なかなか前に進めずこの状態が続いた。体が冷え切ってしまったのかお腹が痛いと言いだしたので 仕方なく来た道を戻らせる。
二人とも川から上がり勉強を始めたので、父さんはウォーミングアップがてら今晩のおかずを獲りに硫黄沢に入ってみる。本流出会いの淵で水面をうろちょろしている岩魚を発見。毛バリを流して2投目でヒット。辛うじてキープサイズ、残り3匹。堰堤前までの区間で4匹ヒット、うち1匹は手元でバレてしまった。さあ、残るは先日黒鵜氏が38cmを出した、堰堤直下の流れ・・・。核心のポイントでは反応が無く、手当たり次第に毛バリを流しているとやっと出た。サイズは、20cmちょっと超え・・・。とりあえず人数分の魚はキープ出来たしお昼になったので、テントに戻った。
- 大きな鍋が無く、大量のそばを小さな鍋で茹でたため、ちょっと麺がぼそぼそになってしまった・・・
テントに戻ると昼食の時間となっていた。今日のメニューは山菜そば。昨日採ってきたワラビ・黒鵜氏が置いていった根曲がり竹の缶詰と油揚げを入れた豪華?山菜そばだ。食べ終えるとちょっと体がだるい?(ただ腹いっぱいになって眠いだけ?)のでテントで横になった。
1時間程横になったら、かなりだるさも取れた。3時のおやつを食べ温泉&買い出しに向かう。檜枝岐には公衆浴場が2ヶ所ある。燧の湯の方がメジャーだが、私は人の少ない駒の湯の方が好きで、すぐ隣が農協なので買い出しも出来て便利なのでこちらを専ら利用しています。
- 南会津町方面から上がってきたら、ガソリンスタンドのすぐ先を左に入ると駒の湯と農協ストアがある。
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駒の湯
毎週水曜日午前中は休館です。
- 2階が農協ストアになっている。ある程度の食材はここで揃えられます。
温泉に浸かりホールでくつろいでいたら、子供達との約束を思い出した。『風呂上がりのジュース』・・・。浴場内の自販機は高いので農協ストアで買いなさい。の母さんの一言。子供達は農協ストアにダッシュ!買い物前にジュースだけ買って、二人はジュースを持って温泉のベンチへ・・・。ジュースで言う事を聞くのはいつまで続くのか・・・買い物を済ませてキャンプ場に戻る
キャンプ場に戻るとまたまた熱っぽさが体を襲う、これじゃあ山登りは無理か?テントに入って横になる。午前中釣ってきた岩魚をさばいて塩焼きにしなければならないのだが、母さんに頼んでテントで休養・・・
目を覚ますと夕飯の準備が進んでいた。急いで起きて火を起こし、さばいた岩魚を串打ちして塩焼きにする。今晩は山菜ごはんにワラビのおひたし、岩魚の塩焼きと山の幸づくしとなりました。
- 昨日は1日イタリアンだったので、今日は1日山の幸づくし
- 焼き始めが遅くなってしまったので焼き上がりが遅れてしまいました。
- うちの子供達は、困った事に好き嫌いがほとんどありません。
2010年8月4日(水)
朝食は、一昨日焼いたウインナーロールとスープ。昨日はピザが残っていたので、ウィンナーロールが1日持ちこしてしまった。とりあえず、クーラーボックスに入れて保存しておいたので、傷みはなくフライパンで温めて美味しく頂いた。
- 林道端に生えていたミツバ。もう花も咲き終えていて、固くて食べようがない。
- ミズナ(ウワバミ草)この時期はもう固くなってしまっており、おひたしでは食べられない。
腹ごしらえを済ませ、散歩がてら今晩の食材を採りに実川林道に行ってみた。道端には、ミツバ・ミズナなどが生えているが、時期的にちょっと遅い。30分程あるいた所に、クレソンが生えている場所があり、そこまで行ってみた。10年程前は、クレソンが群落を形成していたのだが、今年行ってみるとそこには群落の跡形もなく、数か所に辛うじてクレソンが生き延びているという危機的状況になっていた。まあ、クレソンは外来種なので、そこから無くなっても自然破壊とはならないのだが、ちょっと寂しい気持ちになった。クレソンはあきらめ、林道から出るとまたまた母さんがワラビ採りを始めた・・・。
キャンプ場に戻り、受付で管理人の星さんに声を掛けられた。先ほど漁協の人が、水場の辺りに魚を放流していったとの事。やってみたらどうか?と言われたが、放流物には興味ないですから・・・とは口にしたものの、昼食後に入漁券を買いに行ったのはいうまでもありません。
昼食後、しばらくハンモックの上でまったりとした時間を過ごしました。日なたは暑いのですが、木陰は快適!やはり七入は最高です。日が傾きだす3時位までハンモックの上でウダウダし、そこから釣りの開始です。身支度を済ませ、七入沢の出合い付近から竿を出してみました。
黒鵜氏が帰る間際に、「七入沢の出会いの小堰堤の木の下にそんなに大きくないけど3匹いるよ、鬼畜氏はフライを送り込めなかったけど」と聞いていたのでさっそくそこから攻めてみる。ブッシュが結構ひどく、ラインが引っ掛かってしまうが、立ち位置の調整で何とかポイントに毛バリを流し込む事が出来た。3投程で、1匹目がヒット。上がってきたのは放流物の20cmちょっとの岩魚だった。残りの2匹も狙ってみるが、1匹釣れた後は反応してくれない。 しばらく粘ったが、あきらめて本流を釣り上がる。
いつもの事だが、本流は放流がないと全く反応なし。先ほど聞いた放流ポイントでもしつこく毛バリを流すが、これまた全く反応がない。本当に放流したのか?と疑いたくなる程だったが、やっと護岸際で岩魚がヒット!手にとってみると、ヒレピンの岩魚だった。その後も全く反応がなく、自分のテントの下まで釣り上がり終了。これなら七入沢に入っておけば良かったと後悔した。
2010年8月5日(木)
とうとう残すところ今日1日となってしまいました。結局体調不良で山登りにも行けず、キャンプ場でウダウダした1週間でしたが、まあ都会にいるよりは全然良いと思っているのは父さんだけ? あいにくにも、午前中からにわか雨が降り出し、仕方なくみんなで温泉へ・・・。体調もほぼ回復してきたようなので、帰りに酒屋でビールを買い込みキャンプ場に戻ってプシューッと一杯!雨はお昼過ぎには上がったが、ふと川を見ると茶色に濁っていた。この辺はそんなに降らなかったが、上の方ではだいぶ降ったようだ。子供達には河原禁止令を出した。
夕方になり、最後の晩飯の準備にかかる。今日のメニューは、またまたピザ!明日の朝食用のパンもまた焼かなければいけないので、子供達を連れて薪拾いに出掛ける。途中まで仲良く引っ張ってきたと思ったら、途中でケンカが始まり薪をほったらかして戻ってきた。2人にカミナリを落とし両者ふれくされ顔・・・そのまま放っておく。
パンを焼き終わり、続けてピザを焼く。今回は、予備の炭火も準備したので火力も十分。ピザが焼き上がる頃には、怒られた事などすっかり忘れている二人でした。今晩は、最後の晩なので豪華です。夕食後のデザートは二人の大好きな「焼きマシュマロ」ただマシュマロを串に刺して焚き火であぶったものですが、食感がクリーミーで普通のマシュマロとは別物になります。
最後に残った花火で盛大(?)に花火大会をして、最後の1日が終わっていきました。