キャンプで使いやすいのはダッチオーブン?スキレット?

キャンプといえば焚き火

焚き火で料理といえばダッチオーブンが頭に思い浮かびます。

私もキャンプでダッチオーブンを使うようになってからはや15年以上。

こいつが必要なのはローストチキンを焼くときと、大人数の料理を作る時だけでした。

キャンプでダッチオーブン料理といえば、焼き物でしたらローストチキンにローストビーフ。玉ねぎやジャガイモ、坊ちゃんカボチャを丸焼きにしたりもしました。煮込み料理だと、ビーフシチューや骨付きチキンの煮込み、ざく切りキャベツを煮込んだスープ。主食系ですと粉物系はパンやピザ、ご飯物でパエリア、デザートの定番、焼きリンゴ。といったメニューをキャンプ料理でこれまでに作ってきました。

鶏モモ肉のローストチキン

わが家の子供達も大きくなり、家族全員でキャンプに行くことも無くなった事もあって、数年前に2つ持っていたダッチオーブンの一つを手放し、家庭でも使えるキッチンオーブンを手元に残しました。

スキレットを使ってみて

そして今シーズンの初頭に、以前より気になっていたスキレットを手に入れました。サイズは10.25インチにするか9インチにするか悩みましたが、キッチンオーブンも持っているので9インチを選択。以下は自宅での昼食作りやキャンプで使ってみての感想です。

シーズニングをした9インチスキレット
外径25cmで、調理道具ケースにジャストフィットのサイズです

“小さくて軽いので、使った後の手入れがものすごく楽!”

以前持っていた12インチのディープオーブンは、重量が9kg。10.25インチのキッチンオーブンでも6kgの重量があります。
それに比べて今回購入した9インチスキレットは、カバー(フタ)も含めて3.5kg。大きさが違うので軽いのは当たり前ですが、使った後のお手入れが非常に楽チンです。

スキレットを焚火台で調理するために、台を改良しました

それと、9インチというサイズが幸いして、アルミホイルを敷くことで、汚さずに調理出来るので、使った後にコゲやこびり付きを落とすために洗う事なく何品も作る事が可能に!これは非常に便利なポイントです。
特にチーズを使った料理は、アルミホイルを敷いて調理すると、出来上がった料理をアルミホイルごとスキレットから取り出せ、料理が冷めるとチーズが綺麗にはがれるので、チーズのおこげも残さず味わえます。

アルミホイルを敷いて焼けば、ホイルごと取り出して繰り返し焼けるのが便利です

アルミホイルの幅は普通の物は25cmなので、汚れないようにカバーできるのはマックス9インチのスキレットが限界。
食器・調理道具の収納ケースのサイズに合わせてチョイスした9インチでしたが、大正解でした。

スキレットで作ってみた料理

スキレットというとオシャレな料理を連想してしまいますが、キャンプではあまり手の込んだ料理は面倒です。やはりスキレットの長所を生かしたシンプルメニューが一番。

まず作ってみたのが厚切りの牛肉のステーキ。

厚切りの牛肉は、レアが好きな人なら鉄板で焼いても良いのですが、スキレットで焼くと厚切り肉にいい具合に火が通ります。

400gの肉厚ステーキ。お値段900円也で、激ウマでした!

そしてパエリア

具材はしゃれた物でなく、キャンプの定番素材のウインナーに玉ねぎ、ニンジン、ピーマンです。
味付けは、コンソメ1個にカレー粉少々。仕上げにシュレッドチーズをたっぷりのせて、カレー風味のパエリア。これは間違いない味です。

底の焦げた米粒が、カリカリとアクセントになります。

つまみにじゃがいもとベーコンのチーズ焼き

じゃがいもとベーコンに塩コショウをして、スキレットで15分程蒸し焼きにして火を通したら、シュレットチーズをかけてもう5分焼けば出来上がります。蒸し焼き時間を短くして、ジャガイモのシャキシャキ感を残してもいけるはず。

ジャガイモの角切りとウィンナーでも美味しそうです。

スープは鶏の手羽先のコラーゲンたっぷりスープ

ローストチキンの要領で、手羽先と玉ねぎ・ニンジンを蒸し焼きにし、そこにブイヨンスープとキャベツを投入して煮込んだスープは、スープに溶けだした鶏のエキスで濃厚な味です。

30分程蒸し焼きにした手羽先をそのまま食べても美味ですので、残りをスープにするのも手です

そして、朝食にバケットのチーズトースト。

帰りの朝、せっかく手入れしたスキレットを汚したくないので、スキレットにアルミホイルを敷いてバケットをトーストします。バケットの表面はこんがりキツネ色に焼いたら、シュレッドチーズをパンの上にのせて、もうひと焼きで、表面カリカリのチーズトーストが出来上がります。ガーリックバターを塗ったら、絶対に激ウマです。

このまま油だけ塗って収納して、帰ってからしっかりメンテナンスすれば大丈夫

スキレットの長所・短所

永年使ってきたダッチオーブンと比べての違い、長所・短所を挙げてみたいと思います。

ダッチオーブンは焚き火好きキャンパーのステータス的存在

私もその一人だったと思います。「焚き火で調理といえば、脚付きのダッチオーブン」的な考えがあると思います。ダッチオーブン(キャンプオーブン)は直火の焚き火で調理する事が前提とした作りとなっています。

ダッチオーブンを買うならでも書いていますが、現在の大半のキャンプ場は直火が禁止ですので、焚火台を使っての調理となります。そうなると、トライポッドで鍋をぶら下げての調理が火力調節も簡単に出来るのでダッチオーブンが便利と思いがちですが、焚き火台を工夫することで、焚き火でのスキレット調理が可能になります。
私は焚火台で鉄板・網焼きもするので、それを乗せる台を改良してスキレットを乗せられるようにし、焚き火でスキレットを使っています。スノピの焚火台でスキレットを使う

ダッチオーブンでもスキレットでも作れる物は同じ

足・フランジ・つる・ハンドルの有る無しはありますが、ダッチオーブンとスキレット、双方とも鋳鉄の鍋です。違いは深さがあるか無いかです。要は容積が違うので、丸鶏を丸のまま調理できるのはダッチオーブンにしかできません。ダッチオーブンもスキレットも、得意・不得意がありますが、基本作れるものは同じです。

スキレットでも上火を乗せれば、ダッチオーブンと同じ調理ができます。スキレットにはつるも足もフランジも無いので、焚き火で調理するには工夫が必要です。
スキレットはバーナーで使う人が多いのはこういった理由ではないでしょうか。

大きさの違いでメンテナンスの手間は雲泥の差

ダッチオーブンもスキレットも、鋳鉄の鍋なので、大きければ大きい程重くなります。そして、鉄鍋はこまめな手入れが必須。大きければ大きい程、手入れが面倒になります。

12インチのダッチオーブンと9インチのスキレットだと、手入れの面倒さは歴然です。9インチスキレットは使った後の手入れも楽チンで、気軽に使う気になれます。

どちらを選ぶかは本人次第

ダッチオーブンとスキレット、キャンプではダッチオーブンの人気が高いですが、作れる物はほぼ一緒。大人数の大量の料理を一度に調理できるのがダッチオーブンのメリットです。4人分位の調理でしたら、スキレットひとつあれば、色々な料理作れるのがスキレットのメリットです。さらにスキレットなら家庭の台所でも気軽に使うことができます。

メンテナンスの手間を考えると、最初に手にする鉄鍋はスキレットの方がおすすめかもしれません。

ご参考までに書いてみました・・・

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