父さんの部屋
「ジヌよさらば」ロケ地巡り
ゴールデンウィーク後半の3連休、会津の親戚のところへ毎年恒例の山菜採りに行ったのですが、今年は去年に輪をかけた馬鹿陽気で、コゴミもコシアブラももう開ききっておりました。 初日は半日田んぼの手伝いをして、午後は裏山へワラビ採り。翌日の天気予報は雨、カッパを着て山奥へ行く元気も無かったので、翌日は去年公開された映画「ジヌよさらば」のロケ地巡りへ行くことに。
- 「スーパーあまの」は虚空蔵さまのすぐ下にある実在のお店
2年前の2014年に会津坂下・柳津でロケが行われたそうで、エキストラとして出た従兄は記念に映画のDVDを購入しておりました。まだ観ていない映画だったので、とっておきの地酒「飛露喜」を呑みつつ映画鑑賞。 翌日、まずは坂下の駅前のロケ場所を巡る。寂れた駅前のロケ場所は何の変哲もない場所ですが、映画では全くの別物に見えるから不思議ですね。 坂下のロケ地を後にして、柳津の街中へ。映画で多く登場するシーンのスーパーは虚空蔵さまのすぐ下にある実在のスーパーをそのまま使ったようです。
このあ「かむろば村」の舞台となった山間の集落へと向かう前に、ちょっと腹ごしらえをしに、坂下方面にちょっと戻ったラーメン屋さんへ。「ラーメン」と言えば喜多方が有名ですが、会津には至るところに美味しいラーメン屋さんがあります。 立ち寄ったのは塔寺にある、喜多方ラーメン伊藤。従兄の話によると、喜多方のさゆり食堂で働いていた方が始めたそうです。
20分ほど並んで、チャーシューメンの大盛りを注文。ちょっとスープが濃い目でしたが、美味しく頂きました。後から来たお客さんは、スープ薄めで注文しているのを聞いて納得です。ラーメンで腹ごしらえをして、国道をUターン。「かむろば村」の舞台になった、柳津町の山間にある久保田集落へと向かう。こんな山奥に集落があるのが不思議です。
道の要所要所にある「ジヌよさらばロケ地」の立て看板で、迷うことなく回れます。行ってみても何も変哲もない会津独特の田舎の集落。都会の方が行けば新鮮な景色でしょうが・・・ 一通り回ったら、最後に西山温泉の中の湯旅館へ立ち寄り湯。従兄が旅館の旦那さんと知り合いだったので、事前に電話で連絡を入れて予約。GWで忙しい中、ありがとうございました。
中の湯旅館も映画のロケで使われています。映画の中で伊佐旅館として、そのまま撮影に使われていました。(露天風呂は違う場所のようですが)
旅館の向かって左側に外湯の中の湯があります。30年ちょっと前に建てられた湯屋は昭和の雰囲気。湯船は内湯と露天があり、それぞれ源泉が違うようです。 内湯が「中の湯」で、露天風呂が「荒湯」。泉質は「含硫黄―ナトリウム―塩化物温泉」、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩などに良いようです。
貸し切り状態の内湯の雰囲気も、山のいで湯感いっぱいでした。こんこんとわき出す温泉が湯口から湯船にそそがれる、源泉かけ流しの渋い温泉に、ふだんはカラスの行水なのですが、ゆったりと湯船に浸かりのんびりさせて頂きました。
会津西山温泉 中の湯旅館HP帰りにお土産の粟まんじゅうを買いに柳津の町中へ。小池菓子舗で粟まんじゅうを買い求める行列に並ぶ。粟まんじゅうのお店は数多くあるのですが、ここはいつも並ばないと買えません。まんじゅうを買い求めたら、午前中発見できなかった「ほでなす号」を再度捜索。町民センターに停まっているのを発見し、写真に収めてロケ地巡りは終了しました。
- ジヌよさらば~かむろば村へ~ 予告動画