昨日の夜のスキレットの中身
キャンプ3日目の朝。昨日スキレットで焼いていたのは鶏の手羽先。コースケのリクエストでスキレットで手羽先とニンジン、タマネギを柔らかくなるまで蒸し焼きにしたものをコンソメスープを入れてさらに煮込んだ手羽先入りスープ。
そして今日もスキレットでフランスパンを焼いてチーズトースト。スキレット一つで、簡単調理のキャンプメニューのレパートリーが増えます。
スープは鶏の手羽先を入れると、コクがかなり出ます。父さんは昨日一昨日作ったアッサリスープの方が好きなのですが、コースケはとろける位に柔らかく煮えた手羽先がお気に入りのようで、手羽先入りスープをキャンプの度にリクエストします。
釣った岩魚で燻製作り
今日は岩魚の燻製をする日です。
昨晩からスモーカーの段ボールにぶら下げて乾かしておいた岩魚。一昨日釣った岩魚を塩漬けにし、塩抜きしておいた物ですが、天気が良ければ干し網の中で乾燥させるのですが、昨晩は雨模様だったため、段ボールスモーカーの中にぶら下げておきました。やはり想像通り乾いておりませんでした。
仕方ないので、豆炭を起こしてスモーカーの中に入れ、温度を上げて昼まで乾燥させてみる事にしました。
燻製の前準備が終わったら、雨降りのなか、今日もキャンプ場から本流を釣りあがってみました。今日はコースケに数で負けてしまいましたが、1匹良型をゲットできたのがせめてもの救いでした。
お昼で釣りを切り上げ、キャンプ場に戻って、昼食に。
今日はナスのトマトソーススパゲティを作ってみました。焚き火は起こさずに今回はオプティマスの灯油バーナー一つで、調理することに。
まずはフライパンにニンニク・トウガラシ・オリーブオイルを入れてしばらく炒め、ナスの輪切りを投入し炒めます。ある程度炒めたら、ピーマンを入れトマトソースを投入して、塩で味を調整したら完成。
続けてスパゲティを水を少しで蒸しパスタにして茹でます。水加減が完璧なら、茹で上がりの時にちょうどお湯が無くなっている状態なのですが、キャンプでの水加減はいい加減なので、いつも少な目のお湯でゆでている状態で、最後に湯切りをしていましたが、今回は奇跡的にドンピシャの水加減で、残り湯ゼロで本当の蒸しパスタとなりました。
しかし、使っているのはただのステンレスのクッカーなので、残念なことに鍋底にパスタがこびりついてしまっています。テフロン加工のフライパンなら問題ないのでしょうがね。
茹で上がったパスタとソースを掛けたら、ナスのトマトソーススパゲティー完成。
お味の方は、トウガラシがかなり効いて大人の味。そしてスパゲティーがものすごく滑らかというか、ソースの絡みがものすごい!これが本来の「蒸しパスタのポテンシャルか」と感動。
さて燻製用の岩魚もしっかり乾いたので、スモークウッドに火をつけて段ボールスモーカーの中にセット。チップスターの筒は、コースケが置いたもので、特に意味はありません。
しばらくスモーカーの番をしておりましたが、退屈なのでスモーカーが炎上しないことを祈って、ちょっと釣りにいくことに。
3時間程釣りをし、戻ってくるとスモーカーから立ち昇っていた煙もおさまって、無事に燻製が仕上がったようです。
蓋を開けて燻製を出してみると、いい仕上がり具合です。
燻製作りは>>>>>>岩魚の燻製作りで詳しく書いています。
ローピン作り
さて、そろそろ晩飯の仕込みにかかります。
今晩は、粉物料理の”ローピン”を作ってみます。
「ローピン」って?聞いた事ある人もいるかと思います。漫画「美味しんぼ」で、吹雪の別荘でありあわせの小麦粉・ネギ・塩・ゴマ油を使って作った、ぐるぐる巻きのネギ焼の事です。
以前から気になっていたのですが、スキレットがあれば簡単に作れるし、材料も日持ちするものが多いので、ロングキャンプ後半の晩飯をこれにしてみました。
練った生地を1時間程寝かせて、綿棒で伸ばすようになっていましたが、綿棒は用意せず、ある物でどうにかなるだろうと、最初は鍋の底で押して伸ばしていましたが、薄く伸びませんでした。
試しに、ピザの記事のように手で引っ張ってみると、油が入っているせいか薄くきれいに伸びてくれます。これなら綿棒いらずで伸ばせます。
伸ばした生地に、ごま油で和えたネギを敷きくるくる巻き、太いひものようにしたら、手で伸ばしてスキレットにくるくる巻いて、両面を焼き上げます。
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- こんな感じでスキレットで焼いていきます。
今日はバーナーを使って焼いたので、熱のあたりが中心だけ強くなってしまい、ちょっと焦げてしまいましたが。
素朴な味で、なかなかイケる一品です。スキレット料理のレパートリーに追加決定です。
キャンプ料理にレシピ追加しました>>>ローピン(ネギ餅)
今日釣った岩魚も焚き火で焼き枯らし、今日の夜も焚き火で〆ます。