キャンプ道具の補修・メンテ
2017年6月18日
以前からグランドシート部分から雨水がしみだしてくる釣りクラブ所有のダンロップのテント。今回は思い切ってグランドシート部分の防水処理をすることにしてみました。
用意した物
ホワイトベアー テント防水液
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コーティング剥離用に重曹
作業手順
グランドシート部分のコーティング&シームテープを剥がすために3日程重曹を溶かした水に浸けておきました。
ダンロップのテントはグランドシート部分のコーティングはしていないようで、変化なし。アイロンでしっかり融着したシームテープ部分は重曹水の中でこすり洗いをすると、概ね取れてくれました。
今回使ってみたのは、ホワイトベアーのテント防水液。1リットル缶で4㎡塗れるようです。とりあえず3人用のテントなら楽勝でしょう。
使用は屋外でと注意書きにあるので、ベランダの物干しにテントを掛けて作業することにする。
缶の蓋に防水液を開けて、スポンジに浸み込ませてグランドシート部分に塗ってゆきます。
物干しにぶら下げたのは失敗です。やはり地面に広げて塗れば良かったと後悔。
グランドシート部全面に塗布完了。しばらく乾燥させました。
1時間程放置したら、概ね防水液が揮発していたので取り込む。
粉吹き状態の塗布面。
注意書きには「白くなっている部分はドライヤーの熱風を当てると目立たなくなります」と書かれていたので、ドライヤーを当ててみると・・・
塗布面を丁寧にドライヤー掛けしていくと、白い粉吹き状態は解消。グランドシート部分もパリッと仕上がりました。
あとは縫い目にシームテープを当てれば完璧ですが、この防水液の効果を測るために、シームテープ無しで次回のキャンプ釣行に使ってみたいと思います。
防水液使用後の効果
その後フライシートにも防水剤を塗布し、シームテープもすべて張り替えてリペアを終えました。
先日のキャンプはずっと雨降りの1日で、防水剤の効果を確認するのにもってこいの状況でした。
まず、グランドシート部分の防水効果ですが、グランドシート下に水が流れ込まないように、回りより高い場所にテントを張ったおかげもあり、グランドシート部分からの浸水はありませんでした。
しかし、フライシートは結露なのか雨漏りなのか?裏面が思いっきり濡れて、水滴が落ちてきました。表面の撥水機能が全くないので、撥水剤の塗布が必要なようです。