キャンプ雑記

焚き火の燃え残りの後始末を考えてみる

最近、ネットニュースで「炊き逃げ」の記事を見て思った。

私はもう50過ぎのオヤジだが、率直昔は普通の事が、今は問題視されているという時代のギャップを感じてしまう。

昔も、「焚き火をしたら、跡形を残さない」という鉄則はあったが、燃え残りを地中に埋めている事が多かったのは事実で、自身も地面に埋めていた事が過去にありました。

「炭は炭素なので、何年経っても分解されない」という認識が現在では当たり前となり(だから何千年も前の昔の遺跡から炭化した遺物が残って出土している)、燃え残りの炭は、その場所場所のルールにのっとり、適切に処分する必要があります。

大概のキャンプ場では、「直火禁止」「燃え残りの炭は指定の場所に」という場所が多いですが、所定の場所には、燃え残りの炭が山盛りになっています。

七入オートキャンプ場のかまど。残り炭置き場となっています

私のお気に入りのキャンプ場「七入オートキャンプ場」ですが、直火がOKなのですが、最近訪れるキャンパーは、焚き火台を使っている方が多いようで、残り炭をかまど場に捨てている方が大半。 このキャンプ場は特に残り炭の処理についてのルールはありませんが、良かれと思ってやっている事が実は良くない事なのかもしれないと思ったのが、こちらの記事を読んだ後です

私はかれこれ30年前から七入オートキャンプ場を利用させてもらってます。キャンプ場内には、焚き火の跡が点在しているので、雨の日(雨が降りそうな時)以外は、焚き火跡で直火で焚き火をしています。このキャンプ場の常連さんはこのパターンが多いのではないかと思います。

天気が悪くて焚き火台を使ったときにも、残りの燃え残りの炭は石組みしてある近くの焚き火跡に捨てるようにしています。
そうしておけば、次のキャンパーが焚き火跡で焚き火してくれれば、残り炭は灰となってくれますから…

ただし、焚き火の跡はきれいにしていくのが当たり前という人にとっては、この状況は「汚いキャンプ場だ」と思っている人がいるのも事実で、キャンプ場のレビューにも書いている人がいます。

とりあえず、七入オートキャンプ場については、これまで通りのルールで良しと私は思っています。サイトの焚き火跡がひどいことになっているようには見受けられないので…

さて、それ以外のキャンプ場などでの炭の処分も何かいいことはないかと思い、Amazonで消壺を検索してみると、リーズナブルな値段で、色々なアウトドア用の消壺が扱われているので、良さげな物を見つけて、ポチッとっとしてしまいました。

私が購入したのは、OUTBEARの消壺のMサイズで、直径20cm、高さ20cm。撤収直前まで焚き火好きが火を焚いているので、大きなサイズを選びました。

前回のキャンプの時の消し炭。スノピの焚火台Lの残り炭がギリギリで入りました。
レビューにも書いてあったのですが、この消壺、キャンプでパスタ茹でるのにちょうどいいサイズです。これがあれば、大きな茹で鍋を持っていく必要がありません。炭が入っていた入れ物で?と思う人もいると思いますが…

この消壺、ステンレス製なので、炭を入れた直後は取っ手も含めて高温です。取っ手は大丈夫だろうと思い取っ手を素手で触ったところ、危うく火傷しそうになりました。

これで次回からは炭を燃やし尽くし、灰にして自然に戻せますせます