テンカラ釣行レポート

2021年5月29日南会津釣行

1.5泊弾丸釣行

首都圏の緊急事態宣言・まん延防止措置等重点措置も延長が決定された5月の最終週末。良い子はステイホームなのですが、月に一度のお楽しみの釣行なので、ゴールデンウィークに引き続き県外での人との接触を最大限に押さえた弾丸釣行へと行ってきました。

途中のセブンで夜食を仕入れ、目的地に到着。山奥のクマ出没地域でソロキャンプです。念のため、爆竹を鳴らしてからテントを設営。一杯やって就寝です。

朝めしをさっさと食べて、朝7時釣り開始。前回の大芦釣行でブッシュに引っ掛けた毛鉤を外す時に折れてしまったパックテンカラのフィールドデビュー戦です。この渓はブッシュの多い沢なので、短めのパックテンカラ頼りです。ラインはフジノのテンカラストレートライン(パワフル)の3mをセット。念のため、ザックに郡上テンカラをしのばせて…

毛鉤はグリズリーサドルにクリーム色ボディの片山毛鉤パターン#15番。最近はパラシュートバージョンばかり使っていましたが、原点回帰で今シーズン久々に巻いてみました。

釣り始めの1カ所目のポイントで、早速岩魚が出てくれました。
サイズは20cm程。
シマノのパックテンカラの使い心地は、今回3mレベルライン+ハリス1.5mの短めの仕掛けでしたが、非常にコントロール性が良い竿だと感じました。小さなポイントにも思った通りに毛鉤を打ち込む事が出来るテンカラ竿です。
やはり、ブッシュの多い藪沢では2Wayズームが便利ですね。

時間が早いせいもあってか、見える魚影は流れの下層に定位しており、水面を流れる毛鉤には無反応。この後はリリースサイズ数匹を釣ったら、戻り掛けにネマガリポイントで、ネマガリタケゲット。時おり何者かにかじられたネマガリタケの残骸が…
何事も起こらないことを願いつつ、ちょっと伸びすぎ気味のネマガリタケをポキポキ折って急いでザックに詰め込んだら、速攻でネマガリポイントから離脱。

春ゼミの鳴き始めた南会津の渓、日も高くなると日差しも暑い。
ベースに戻ったら、早速冷えたビールで喉を潤します。

帰りがけに採ってきたネマガリタケの皮を剥いて、ビールのつまみに。まずいっ、昼から3本目を開けてしまった…
まだ11時前、このまま飲み続けたら午後は釣りにならなくなってしまうので、早目の昼食を摂り、午後の部活動スタート。午後は下流部を狙ってみる事にします。

ほろ酔い加減で、林道を1時間程歩いて下ったあたりから入渓してみる。下流はそれほどブッシュはひどくないので、午後は郡上テンカラ33を使ってみることにする。ラインは自作テーパーラインの3.5m+ハリス0.6号を1.5m。毛鉤はグリズリーパラシュート#15番を結んでスタート。

しばらく釣り上がって行くと、やっと1匹目が毛鉤に出ました。毛鉤はエルクヘアカディス#15。午後になると水面上を流れる毛鉤に反応が良くなります。

郡上テンカラ竿、長い仕掛けを使うと寄せた時に、コントロール不能になりますが、竿と同長のラインだと、寄せた時も魚の動きをしっかりコントロールできる事が判明。やっと郡上テンカラ竿の仕掛けのバランスが理解できました。
先調子の竿から乗り換えると、しばらくは違和感がありましたが、だいぶ慣れて良い使い心地になってきました。。

スレで掛かった頭デッカチのオスのヤセ岩魚

数が釣れた竿や仕掛けは自分の中で、信頼度が上がります。柔らかい調子で使いづらいと思っていた竿でも、釣果が伸びると、感覚も変わり、信頼度がアップしますね。

木村屋の郡上テンカラ33で、思う存分岩魚の手応えを味わい、午後の部も終了。渓沿いに生えていたフキをお土産用にと採取し、ベースへと戻る。

今晩のキャンプメニューは、ソロキャンなので山菜のたき込みご飯&エラ汁&焚き火で焼くネギマと、シンプルにしてみました。串焼きは、洗い物が出ないので、少人数のキャンプでは便利です。

山菜ごはんの仕込みも完了。
灯油バーナー&コッフェルでご飯を炊くのは久々でしたが火加減バッチリで上手に焚けました。

翌日は早起きし、昨晩の残り物で朝食。朝7時、撤収を終え帰りの途についた。
温泉浸かって蕎麦食べて帰りたいが、我慢です。早くコロナ収束してくれ~

自作毛鉤をヤフオクに出品中です。

今回の釣果

状況:平水

午前
釣果
 私:    > 岩魚20cm 1匹
         他リリースサイズ
   使用毛鉤: 片山パターン毛鉤 #15
 
午後
釣果
 私:    > 岩魚27cm 2匹
         20cm以上計9匹
   使用毛鉤: 片山毛鉤パラシュート #15
         目立ちヘアカディス  #15他

県外での接触者

行きに寄ったセブンの店員さん1名

以上