今月もガマンの弾丸釣行です
都の緊急事態宣言は解除とはなりました。しかし引き続き首都圏は、まん延防止措置等重点措置が継続…このままオリンピックが開催されると、感染拡大が心配です。
そんなご時世ですが、今月も県外の人との接触を可能な限り抑えた、弾丸野営釣行へと行ってまいりました。今回の参加メンバーは、私とスージーの二人。
スージーは1時間遅れで、無事道に迷わず到着です。
スージーの後を追いながら、採って行くつもりでしたが、スージーが全然動かないので、先に行く事に。渓沿いに生えているフキを採りながら遡行し、30分程でフキ採り終了。
どうやら、自分の後ろにいると思っていたようで、いったん入渓地点まで戻ってから上がってきたそうです。釣りに集中していたようで、私の動きを全く見ていなかったようです。
ここまでスージーも私にも魚は何回かピシャっと激しい出方で反応するのみ。スージーはいつものボンバーカディス。
そこで、毛鉤をグリズリーサドルハックルの普通毛鉤にチェンジ。流れの筋を流していくが、どうもレベルラインが重すぎて、どうもしっくりしない。
スージーの使用フライは専らボンバーエルクヘアカディスのみの釣り。どうも他のフライだと毛鉤の行方が判らなくなるそうです。
そして緩い流れのポイントが大好き。対岸の泡の浮いた巻き返しを狙っていきます。
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やはり浮いた毛鉤にはかなり警戒した出方をします。しばらく粘っていたスージーの後にグリズリーハックルの毛鉤を流してみますが、魚の反応無し。
一段上がった好ポイントにフライを流すスージー、やはり魚は激しく出て、毛鉤を咥えてくれません。
毛鉤を替えてみると、反応は一変
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スージーもあっけにとられた、3連チャン。自分自身でも、こんな深場のポイントから魚が出たのはめったに経験の無い事です。
スージーの話によると、私の狙っていないポイントにもまだ岩魚が居たようです。根こそぎ釣りつくさないのが私の流儀。自分が満足したら、それでヨシです。
仕掛けを直し終わって、スージーの方を見てみると、竿を高く持ち上げジタバタしている。私の方に差し出したランディングネットに何か入っているのが離れていても解った。
スージーのところに行き、記念撮影。良型の岩魚だ。メジャーで測ると、27cm。下アゴを持って写真を撮ろうとしたのだが、スージー「岩魚の歯が痛くて持てない~」と、ランディングネットに入れての記念撮影です。
フキも十分採ったし、スージーも良型岩魚を釣り上げ満足のようです。
本日の釣り終了?
雨の降り具合を見ながら、缶ビールも3本目に手が伸びる…
スージーも良型を釣り上げ、ミッションコンプリート状態だし、このまま終了か?
しばらくすると、雨も小降りになり空も明るくなってきたので、ちょいと下流を探ってみる事にし、カッパを着こんで出撃。
途中車が何台か止まっており、期待薄で入渓する。
竿と仕掛けは午前中のまま、しばらく毛鉤を流していると、水面下で白い影が反転。合わせると、竿から伝わる手応えで、良型だという事が解る。
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木村屋の郡上テンカラ、初見では細身で頼りない感じでしたが、尺物が掛かっても竿全体でパワーを受け止めてくれて、すこぶるいい感じです。私の自作テーパラインとの相性も良く、毛鉤の微妙な誘いも、柔らかな竿先のおかげで効果倍増?この竿を使い始めた昨シーズン末からのこれまでの釣果も良いので、私のメインロッドに昇進です。
スージーに焚き火を起こしてもらっている間に、釣った魚の下処理を済ませ、焚き火の周りに刺して焼き枯らす。
尺岩魚は刺身にしようか悩んだが、面倒なので全て素焼きに…
焼きたてをいただきます。
3人前もあっというまに無くなります。
ランタンを見てみると、マントルが無くなっており、下には落ちたマントルと、ピクピクと動く焼け焦げた蛾。
予備のマントルに付け替えて、復活です。
翌日の帰りも直帰で自宅へ。温泉入りたい!そば喰いたい!
自作毛鉤をヤフオクに出品中です。
今回の釣果
状況:平水
- 午前
-
釣果
私: > 岩魚24cm 他3匹
使用毛鉤: ゼンマイ胴伝承風毛鉤 #14
スージー: > 岩魚27cm 他
使用毛鉤: エルクヘアカディス #15
- 午後
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釣果
私: > 岩魚32cm 他
使用毛鉤: ゼンマイ胴伝承風毛鉤 #14
スージー: > 不明
使用毛鉤: エルクヘア
県外での接触者
入漁券購入時のコンビニの店員さん1名
以上