わが家の出来事

塩蔵わらびを作ってみました

GWに会津へ行ったときに採ったワラビを塩漬けにしておいた物を、先日食べてみて感激しました。

今までワラビといえば、フレッシュな状態の物を重曹もしくは灰をまぶしてアク抜きをして食べていましたが、どうしてもアクが抜けきらずに苦かったり、ドロドロに溶けてしまったりの連続で仕上がりがイマイチでした。 今回GWに会津に遊びにいった時、山で大量のワラビが採れたので保存の為に塩漬けにしてみることにしました。

ワラビ

漬け物樽に塩を敷き詰め、小分けにワラビを入れては塩を入れてを繰り返し、最後に重石を乗せて1週間程するとこんなに水が出ておりました。

塩漬けして1週間

樽をそのまま占拠すると、奥さまがうるさいので水を切って塩を再度まぶしてジップロックに移し替えて保存することに。
※翌年水を切らないでそのまま保存しておいたら、秋口になるとワラビが溶けてしまっていました。この方法で保存するのが正解です。塩は多い分には問題ありません。 塩の抜き方は、鍋にワラビを入れて沸騰する直前に火を止めてそのまま冷えるまで放置。冷めたら水を変えてそのまま晒しておくだけ。

塩蔵ワラビ

塩抜きが簡単そうなので、先日のキャンプで「酒の肴」にと持って行ってみました。 朝のうちに、鍋にワラビをぶち込んで火にかけて沸騰する前に火を止めてそのまま放置して釣りへと出かけ、お昼過ぎに帰って来た時に水を入れ替えておいただけ。 塩漬けにしてシワシワになっていたワラビは、半日置いておいただけでシワも無くなり膨らんでおり、塩が抜けたか味を見てみるとバッチリ!

塩蔵ワラビの塩抜き

程よい長さに切りそろえ、醤油をかけておかかをふりかければワラビのおひたしの完成!味は???ひと口食べると「これぞワラビの味!」塩蔵の独特の香りはありますが、アクの抜け方もちょうど良い塩梅だし、ワラビの命とも言えるヌメリもばっちり。

ワラビのおひたし

子供の頃、良く食卓に出ていたワラビを思い出してしまいました。今考えると、台所の流しの下に塩漬けのワラビが有った事を思い出しました。昔食べていたワラビはこれだったんだ。 来年もワラビ採りに会津へ行こ~っ♪

※山菜・きのこの類は地域によっては貴重な地元の宝物です。大量に採取する際には地主の許可をもらいましょうね。最近地元の方とのトラブルを良く耳にしますので、よそ者の私達が採るのは夕食のおかずの一品程度、自然の恵みを分けてもらいましょう。

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