我が家の料理
自家製味噌作り
- わが家の味噌は自家製、毎年20kg位作っています。
子供の頃から、自家製の手作りの味噌をわが家では使っています。買った味噌は甘くてイマイチ。年が明けると毎年味噌を作っています。
昔は焚き火を焚いて、釜を使って大量の大豆を茹で上げ、つぶした大豆をシートに広げ麹と塩を混ぜ合わせていましたが、準備や後片付けが面倒でした
現在は前日のうちに圧力鍋を使って大豆を茹で上げておいて、当日温めなおして挽肉器で細かく潰し、大きな厚手のビニール袋に入れて冷めたところに麹と塩を入れて、ビニール袋を揉むようにして混ぜるようにしました。
この方法だと、後片付けも楽で、簡単に味噌を作ることができるようになりました。
材料
今回は、この材料で18kg出来ました。
- 大豆・・・5kg
- 麹・・・3kg
- 塩・・・2.7kg
あると便利な道具
大豆を潰すのにはミンサーが便利です
作り方
- 大豆を軽く洗って、一晩水に漬けておきます。(大豆の4~5倍の水)
- 十分に吸水したら、指で潰れる位の柔らかさになるまで鍋で大豆を煮ます。わが家では、前日に半分位煮ておいて、当日温めてから大豆を潰します。(大豆を煮るのが追いつかない為)
- 当日朝、前日浸けておいた大豆を煮ます。わが家では、圧力鍋で煮てしまいますので、煮立ってから10分で茹で上がります。圧力鍋で豆を煮る際は、入れすぎに注意して下さい!(鍋に豆類の上限が書いてあります)。
それと、前日煮ておいた大豆に火を通します。
※大豆を煮た煮汁は、味噌の固さ調整で必要になる場合があるので、とっておいて下さい。 - 煮上がった大豆を潰します。わが家では大豆を潰すのに挽肉器を使っています。
- 潰した大豆は、厚手の大きなビニール袋に入れていきます。普通はビニールシートに広げ、麹と塩とを混ぜますが、スペースの問題と、後片付けが楽なので、わが家ではこうしています。
- ひたすら挽肉器のハンドルを回し、煮上がった大豆を潰していきます。
- 全部潰し終わったら、ひと息入れて、大豆の荒熱を取ります。その間に子供達は挽肉器を分解して掃除?あっという間に綺麗になりました。
- 潰した大豆に、用意した塩(上にかける為の塩300gを残し)2.4kgと、麹3kgを加えます。
- ひたすら、材料が混ざるようにこねていきます。固さは、耳たぶ位の固さにします。固すぎるようであれば、大豆の煮汁を入れて、固さを調整します。
- 味噌樽にビニール袋を掛け、ハンバーグを作る要領で中の空気を抜くように味噌玉を作り、叩きつけるように味噌樽に詰めてゆきます。
- 味噌樽に詰め終わったら、上から押して表面を慣らしていきます。
- 表面にまんべんなく塩300gを振りかけ、空気を良く抜いてビニール袋を輪ゴムで縛る
- 上に重石を乗せて、冷暗所で保管
この後の手入れ
- このまま秋まで寝かせて、10月位に味噌を混ぜ合わせます。
- 混ぜ合わせてから、1ヶ月後位から使えます。
わが家では、自家製の味噌に大根、人参などの野菜を漬けておいて味噌漬けにしています。父さんは、緑茶をかけたお茶漬け+この味噌漬けが大好きです。