テンカラ雑記

5月の深山での渓流釣りはサイコーです

5月の深山での毛鉤釣り。雪代が落ち着き、水生昆虫の活性が一気に上がって毛鉤に対する渓魚の反応も最高潮で、釣りに関しても良い思いをすることが多いのですが、更に山菜もまだまだ採れるので、渓流釣りには楽しみの多い季節となります。

今回の釣行で採れた山菜はミヤマイラクサ(別名:エラ・アイコ)、山ウド、フキ、ネマガリタケの計4種。ミズナもちょうど良い時期で、沢山生えていましたが、個人的にあまり食べたいと思わなかったので、パスしました。

山菜も、そのまま食べられれば面倒ではないのですが、下処理が結構必要な物が多いのが欠点。今回は日曜日昼に帰ってきたので、山菜を色々調理してみました。

まずは一番面倒な山フキから、下処理開始。6月の終わりに採ってくる時は、固いので塩漬けにして保存しておくのですが、今回はキャラブキを作ってみる事にしました。
人によって作り方も様々なようですが、今回はサッと湯がいてから皮をむき、1時間程水に晒してアクをぬきました。

水を切ったフキを、しょう油、ミリン、酒(2:1:2私はミリン・砂糖控えめ)この時は醤油1カップ、ミリン1/2カップ、酒1カップ、砂糖を大さじ2程で、煮汁が少なくなるまで40分程煮詰めてみました。

山フキのアク抜きをしている間に、山ウドの調理。ちょっと伸び気味でしたが、根元部分はまだ白い部分も残っていたので、酢味噌和えに…

山ウドは、捨てるところがありません。残った部分全て、食べやすい大きさに刻んだら、キンピラに。

フライパンにごま油と、鷹の爪を刻んで入れたら、火をつけて鷹の爪を炒めてから、刻んだ山ウドを投入して炒めます。
油が山ウドになじんだら、水少々とだしの素(だし汁)味付けは、しょう油、酒、みりん2:2:1に砂糖を少々で味付け、味がなじんだら完成。

出来立て熱々よりは、冷えて味がなじんでからの方が美味しいです。

とりあえずこれでメイン2種の調理完了!

あとは、夕食直前に、エラと豆腐のしょうゆ味のお汁を作り、ネマガリタケをグリルで焼いて、豪華山菜尽くしの夕食完成です。

キャラブキは食べきれないと思い、半分冷凍にしましたが、あっという間に無くなってしまいました。
キャラブキはもう少しフキの苦味があっても良いので、次回は面倒な皮むきをしないバージョンで、作ってみたいと思います。