テンカラ釣行レポート

2020年11月28日朝霞ガーデン

今シーズンの終わりに新しく新調した木村屋の郡上テンカラ竿。この竿を使ったのはまだ9月の釣行一回っきりなので、郡上テンカラ竿のクセを知るべく、オフシーズンの管釣りへと行ってきました。 テンカラのできる管釣りは少なく、私の住んでいる千葉には残念ながら”0”(ゼロ)。一番近いところで、筑波山のふもとにあるミッドクリークか、埼玉の朝霞ガーデンか、になってしまいます。 どちらに行こうか悩みましたが、コロナ禍でアウトドア人気が高まっているようなので、満員で入れない事が想定される収容人数の少ないミッドクリークをやめ、朝霞ガーデンへと行ってみることにしました。

埼玉方面のアクセスも外環の三郷~高谷JCT間の開通で、非常に便利になりました。今回はお小遣い節約のため、外環には乗らず、外環沿いを走るR298を通って2時間程で、目的地朝霞ガーデンへと到着です。

朝霞ガーデンルアー専用池。奥が餌釣り専用池。

朝霞ガーデンフライ専用池。これから釣りをする2号池はこの奥にある。

入口にあるレストハウスの受付へ。テンカラ釣りが可能か念のため確認すると、テンカラは一番奥の2号池のみ可能との事。 テンカラ釣りの天敵、心配していた風も結構強めに吹いているので、3時間の勝負とすることにし、料金は一人2,600円也。ちょい釣りに、リーズナブルなお値段です。 受付を済ませたら、車で一番奥の駐車場へと移動することに… 1号池、ルアー専用池で釣るアングラーのすぐ背後をゆっくりと奥の駐車場へと進んで行く。人はそれほど多くなくて良かった。 あとは風がひどくならないことを願い、テンカラ竿を片手に2号池のポンドへ向かう。

一番手前の場所が空いていた。「風向きも考えると、風下に向かってキャストする形になるので好都合」と、仕掛けのセットをはじめる。 コースケには、この夏に試しに購入したテンカラ大王石垣教授おすすめの「フジノテンカラストレートライン パワフル」を試しに使わせてみる。父さんのテーパーラインより飛ばしやすいでしょ?と聞いてみるが、イマイチ違いが判らないようだ。 コースケが逆さ毛ばりをチョイスしたので、父さんはゼンマイ胴伝承毛ばりを結ぶ。広いポンドなので、3.8mの竿に3ヒロのラインでキャスト開始。 風下へ向かってキャストするので、毛鉤は難なく飛ばせるが、ラインが風にあおられて、毛鉤のコントロールが不能。ちょうどこの場所が風の通り道になっているようなので、他の場所の風の具合を確認しに、ポンドの奥へ。

竿を片手に奥の方へ行ってみると、入口付近より奥が低くなっており、風の吹き具合も入口付近よりはマシなようだ。 ふと水面を見ると、水面下に魚がたくさん溜まっている。 ラインが風にあおられないように、毛鉤が着水した後は竿を横に倒し、誘いをかけると魚も反応してくれる。 入口付近にいるコースケを呼んで、場所を移動。魚の反応を見つつ、キャストを続ける。

岸からそれほど遠くない場所に魚が溜まっているので、竿と仕掛けを3.3m+2ヒロに変更し、コントロール性を重視。 誘いを掛けた毛鉤を見に来るも、プイとUターンする魚に熱くなっていると、コースケが一匹目をゲット。 やはり、「管理釣り場は逆さ毛ばりが最強か」と、父さんも毛鉤をゼンマイ胴逆さ毛ばりにチェンジ。 風の止む合間を狙って、誘いを続ける。

父さんにもヒット

釣れたニジマス

やはり、管理釣り場定番毛鉤、父さんにもやっと一匹目がヒット。 郡上テンカラ竿の調子が柔らかすぎて、掛かった魚をなかなか手元に寄せることができません。この竿には、ロングラインは不向きなのでしょうか… その後もぽつぽつとヒットし、飽きない程度に釣れてくれます。 3時間はあっという間に過ぎ、タイムオーバーとなりました。

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今回の釣果

状況:北風時々強風

二人
釣果:ニジマス 10匹
使用毛鉤: ゼンマイ胴逆さ毛鉤#14