テンカラ道具の製作

オリジナル伝承系毛鉤の巻き方

来週末の今シーズン最終釣行の為に、新しいパターンのテンカラ毛鉤を巻いてみました。 10年以上前に雑誌で紹介されていたのを見て、その時試しに巻いた物でしたが、 今年のお盆明けの七入で、ドライに出ないのでふと思い出して使ってみたところ、反応が良かったので10数年ぶりに巻いてみました。

材料

  • フック:ティムコTMC101 #14
  • スレッド:クリーム8/0
  • ダビング材:FLY-RITE #41PALE OLIVE
  • ハックル:グリズリーサドル

毛鉤の巻き方作業手順

  1. 胴部分にスレッドを下巻きします。
  2. ハックルの元部分の毛を5mm程度取り除いて、軸だけにします。
  3. 胴の針先側に、ハックルの軸をスレッドで固定します。
  4. ダビング材をスレッドに撚りつけ、胴部分に巻いていきます。
  5. アイの手前1mm程まで巻き上げたら、スレッドを胴の1/3程まで巻戻しておきます。
  6. ハックルを5~7回位でスレッドの位置まで来るように巻き上げてきます。
  7. スレッドの位置で、2~3回ハックルを巻きます。
  8. スレッドを3回程巻いて、ハックルを固定します。
  9. ハックルが固定出来たら、余ったハックルをハサミで切ります。
  10. ハックルをアイの部分まで巻き上げ、ハーフヒッチャーで結んで固定します
  11. 結び目を接着剤で固定します。
  12. もう少しアイ側まで巻き上げるとバイビシブル?
  13. バイスから毛鉤を外し、胴部分のハックルをハサミで刈り込みます。
  14. オリジナル伝承系毛鉤の完成です。

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