父さんの部屋

今年は塩漬け用のワラビを確保できました

コロナ禍で行けなかった会津の従兄のところへ、今GWやっと行くことができました。目的は山菜取り。温暖化のせいで、最近はコゴミやタラノメ、コシアブラの旬は過ぎてしまっているので、お目当てはゼンマイとワラビ。

朝3時起きで出発し、従兄の家へ着いたのは朝8時過ぎ。一息ついて、さっそくお目当てのワラビ採り。ワラビの生えるポイントに向って歩いていると、上から腰かごにワラビを入れた地元の人が降りてきた… 「一足遅かったか!」と思いましたが、採りつくされてはおらず、あたり一帯に生えるワラビを収穫。 塩漬け保存しておくのに十分な量を採取できたら、午後は雨予報が出ているので、本日の山遊びは終了です。

昼飯は、地元の町のラーメン屋さんへ。ラーメンといったら喜多方が有名ですが、会津一円のラーメン屋さん(食堂)は美味しいところが多いです。 今日は高田の生江食堂で、大盛りのラーメンを食べて、お腹いっぱい。満足です。 生江食堂を出ると雨も本降りに。汗を流しに従兄お薦めの温泉へ行くことに。

向ったのは、傷に良いとされる三島町にある「早戸温泉つるの湯」。入口からエレベーターで下がると受付がある、只見川の流れを眺めて浸かれる温泉です。 天気はあいにくの雨でしたが、露天風呂に浸かって眺められる雨霧の只見川の景色と空気は趣き満点で、珍しく長風呂してしまいました。湯治宿なので、渓流釣りのベースにもよさげな場所です。

温泉から戻ったら、ワラビの処理を済ませます。葉っぱの部分と、根元の固い部分を取り除き、塩漬けに。出先なので、ジップロックにワラビと塩を入れてそのまま放置しておきました。翌日には水が出ていました。

自宅に持ち帰り、4~5日経ったところで、出た水を捨てて、塩をさらにまぶします。以前、出た水に漬けたまま保存しておいたら、夏を過ぎたあたりになったら、ワラビが溶けてしまったことがあるので、塩蔵ワカメのごとく、塩をたっぷりまぶして保存します。今回は量が結構あったので、樽に入れて保存することにしましたが、量が少なければ出た水を捨て、塩をたっぷりまぶしてジップロックで保存でOKです。

去年はワラビ採りに行けず、近所の八百屋で売っていたワラビを塩蔵にして楽しみましたが、500円玉くらいの束4把で1,000円也を、塩漬けにしたらほんの少しに嵩が減ってしまって、少ししか味わえませんでした。
今年はこれだけあれば、十二分にワラビを味わえそうです。

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