キャンプレポート

– 2012/8/18~8/24 – 七入オートキャンプ場6泊7日キャンプレポート

2012年8月22日(水)

今朝の気温は15℃

おはようございます。
七入滞在の5日目の朝を迎えました。ここに居られるのもあと2日、一週間が日常生活とは違い、あっという間に過ぎて行きます。 今日も1日七入を満喫させて戴きます!

ゴミの問題

缶・瓶・ペットボトルの他にも、ガスカートリッジ・ホワイトガスの空き缶までOK・・・

今朝も朝早く5時に起床、四十を過ぎたあたりから早起きの傾向が・・・ コーヒーを沸かして飲んでいると、オーナーの星さんが6時前だというのに清掃にやってきた。 やってきた星さんに、前々から気になっていた疑問を聞いてみる事に・・・

それは、ゴミの問題。 七入オートキャンプ場は、ほぼ全てのゴミを置いて行って良い事になっている。 私も飲んだくれ軍団と一緒に来た際には、大量のビールの空き缶やら、空の一升瓶なんぞをキャンプ場に置いていってしまっているので、前々から気になっていた。

流し場は、カラスにロックオンされています!

オーナーの星さん、「ゴミの処理費用が掛かったら、この値段では出来ないよ!」と話してくれました。 ただ一番困るのは、空き缶の中にタバコの吸殻を入れられる事だそうです。

缶・ビン・ペットボトルの類は、暇を見つけ綺麗にすすいで分別しているので、私たちも綺麗にすすいで、更にペットボトルはラベルを剥がしてゴミ出しをしましょう!

また生ゴミ系は、常にカラスが狙っています。 三角コーナーに入れた生ゴミは、流しを使い終わったらゴミ箱へ捨てるようにしましょう。ゴミ箱にゴミが入らない時は、むやみに放置しないように!

ヘンテコなクワガタ

キャンプ場内をプラプラしていると、かあさんがテントから出てきた。 昨日の夜、ヘンテコリンなクワガタを捕まえたとの事。

七入に長年来ているが、初めて見るクワガタ

今年はコースケは釣りに夢中で、クワガタに関心があまりなく、代わりにやる事のないかあさんが、夜な夜な自販機と国道の街灯巡りをしている。昨晩は管理棟の自販機のところで、このヘンテコリンなクワガタを捕まえたとの事・・・ ハサミが小さく、パッと見メスなのですが、それにしてはハサミがメスにしては立派だよな? 大きさは赤足クワガタのメスと同じ位・・・奇形かな? 気になったので、フェイスブックに投稿してみる

新種じゃなかった・・・残念

「ヘンテコなクワガタ発見! ハサミの先が二つに割れて、ハサミがノコギリのようにギザギザ。奇形?」 すると、七入常連の 辰巳パパからは「新種かも!」 可能性は無きにしもあらず!?毎年カミキリ虫博士がカミキリ虫の捕獲にこの七入に来て、ライトトラップでカミキリ虫採取してるし・・・

他のFB友達からも「染色体異常?」など、書き込みがありましたが・・・ さすが怪しい面々隊改め愉しい面々隊の隊長! 夕方近くには「わかりました、これは、オニクワガタというヤツです。よろしく」と書き込んで下さいました。謎が解けてスッキリです。

今日は丸一日釣り

キャンプ5日目の朝食

子供達もようやく起きて来て、朝食の時間。 今朝のメニューは、昨日のカレーの残りと、パン。やっぱり煮込み料理は二日目が絶品ですね~!

さて食事も早々に、釣り支度。 午前中はキャンプ場から実川を釣り遡る事にする。

キャンプ場の一番奥から河原に降り立つ、しばらく釣り遡ったところで、ふと下流の流れを見てみるとトンボの乱舞!おびただしい数のトンボが飛んでいる。

写真だと見えないのだが、川面一面トンボが乱舞している

今年は雨が少ないので、川の流れも例年に比べるとかなり水量が少なく、毛鉤には絶好か?硫黄沢の合流上で、小型の岩魚がヒット。 そのすぐ先で2匹目がヒット、これはまぁまぁの型!と、やり取りしている最中にバラし・・・ どうも、ウエットの釣りだとバラシが多い・・・空合わせで掛かる事が多いせいで、フッキングが甘いのかな? ドライだと、水面に浮いた毛鉤に魚が出るので、出たら合わせれば、しっかりフッキングしてくれるのだが・・・

2匹目をバラした後は、行けども行けども反応がなければ、魚が走る姿も見られない。 右岸から、赤法華沢・道行沢が流れ込む地点まで来たが、途中チョロチョロ流れている分流で1匹岩魚を見ただけ・・・

もうお昼になるので、ここから道行沢に入り旧沼田街道経由でキャンプ場に戻る事にした。
旧沼田街道の橋まで竿を振るが、岩魚の反応なし。山道を辿って、キャンプ場に戻った

昼食は・・・

いつもの昼食とあまり変わり映えしないような・・・

キャンプ場に戻ると、かあさんが昼食の準備の真っ最中。 天ぷらを揚げていて、父さんが戻ると沸いていたお鍋にソバを投入。

今日の昼食は天ぷら蕎麦。
檜枝岐と言えば、「裁ち蕎麦」が有名ですが、今日のお蕎麦は山本家御用達のコープのとろろソバ そばつゆは、朝のうちに作ってペットボトルに詰めて、川に沈めて冷やしておいたらしい。 「流しの水のほうが冷たくなるのに・・・」と言ったら、他の人の迷惑になるからだって! 茹で上がった蕎麦を、流し場の冷たい清水で締めて器に盛り、完成! で、天ぷらのネタは???

山ウドは、固くてダメなのでキャンプ場に生えていた野草を天ぷらにしたらしい・・・ 中央下側はオオバコ、上部右側がヨモギ、上部左側がタンポポ、だそうです・・・

かあさんは、山ウドを当てにしていたらしいのだが、固くて使い物にならず、キャンプ場に生えている野草で、食べても問題無いオオバコ・ヨモギ・タンポポの葉っぱをチョイス。

子供達は、何の疑いも持たずに天ぷらの取り合い! オオバコとタンポポは何のクセもなく、カリッと軽い食感。ヨモギはサクっと噛むと、ヨモギの香りがほんのり広がって、父さん好み。 蕎麦つゆもしっかり冷えていて、あっという間に完食。 ごちそうさまでした!

午後は何処へ

毛鉤巻きの道具・材料が詰め込まれたツールボックス これさえあれば毛鉤が巻けます

午前中が貧果に終わり、午後は何処へ入るか・・・ いつもなら、お昼を食べるとちょっくら昼寝というパターンなのだが・・・ いつもの場所に入るべく、心許なくなった毛鉤をタイイング。 長期キャンプの際には、毛鉤を巻く道具を必ず携行しています。 薮沢のテンカラは、あちこちの木の枝に毛鉤を引っ掛けてしまい、予備の毛鉤が沢山必要なのです!

今年は雨が少ないので、流れが細い

小一時間程毛鉤を巻き、コースケと5時からまたキャンプ場前を一緒に釣りをする約束をして、一昨日入った沢にもう一度入ってみる。 丹念に、ポイントというポイントを叩いて釣り上がっていく。しばらく釣っていると、1匹目の岩魚が掛かった!一昨日とは打って変わって、今日の岩魚はセオリー通りの場所、吐き出しのゆるい流れの筋から素直に出る。

その後たて続けに3匹の岩魚が釣れたが、その後は沈黙・・・しばらく遡ると、いつも大物が潜むトロ場に辿り着く。水量が少なく、水の流れがほとんど無い状態で厳しい。奥の水の流れの筋を狙おうと前に進むと水中を走る魚の影!影は、手前の岩陰に・・・気づかれてしまったか・・・

しばらく遡るが、岩魚の反応は無し。 コースケとの待ち合わせの時間が迫っていたので、キャンプ場に戻る・・・

前回6月の七入釣行

キャンプ場前の実川も沈黙・・・ コースケにも一匹釣らせたかったが、何せ短パンにサンダルという装備では、薮をかき分けて沢に入るなんて事はやらせられない。「前回が良すぎたんだぞ!」と言い聞かせ、コースケの釣りは終了。今回は坊主となってしまいました。

今晩は何にする?

ダッチオーブンがあると、キャンプ料理の幅が広がります。

テントに戻ると、かあさんが「今晩何にする?」 何にするって?夕食のメニューだ・・・

クーラーボックスの中には、竹輪とウィンナーのみ。 農協ストアももう閉まってるし・・・ じゃあ、ウィンナー入れて、パエリアにでもしようか! という事で、夕食はシーフードの代わりにウィンナーを入れたパエリアに決定。で、早速火起こし。

ダッチオーブンがあると、キャンプ料理の幅が広がります。

かあさん曰く、「魚介類が入るとパエリアで、そうでない場合はピラフだよ」 と話すので、その場は「ピラフ」で納得。 焚き火もオキ火になってきたので、ダッチオーブンをぶら下げ、オリーブ油でニンニク・玉ねぎ・ニンジン・お米を炒めてスープを注ぎ、風味付けにカレー粉を少々・・・

カレー粉の良い匂いが漂い始め、おコゲが出来るまでしばし待つ。 火から降ろして、ピーマンのみじん切りを投入したら、蓋をしてしばらく蒸すためにそのまま放置。

蓋を開けると、い~い匂いっ!おしゃもじで混ぜてみると、底が程よく焦げ色が付いてカリカリで完璧!
今晩の夕食、結局は「ウィンナーのパエリアカレー風味」かな?

早速器に盛り、いただきまぁ~す! 炊き上がりもおコゲがカリカリで、絶妙な仕上がり。あっという間に平らげ、子供達がおかわりをして鍋は空っぽ。 「ウィンナーのパエリア・カレー風味」、キャンプの定番メニューに決定!

この記事を書きながら、パエリアとピラフの違いについてウィキで調べてみました。ご参考までに・・・
wiki/パエリア
wiki/ピラフ

夕食後の子供達は、焼きマシュマロ ~ 花火と、七入のフルコースを満喫しました。 残すところ、七入もあと1日となってしまいました・・・

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